堕天した英雄が見た世界【僕のヒーローアカデミア】 (ページ34)

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『”英雄”クレオパトラ！！』

”英雄”クレオパトラ
体が蛇になる。

小さくなったら避けやすいしね！

地雷をどんどん避けて、轟君や爆豪君の背中を追いかける。
少しずつ、その背中は大きくなる。

そして････

『抜かっした！』

抜いた瞬間人型に戻る。

これで少しでも、時間を････

と、思ったけど････

『わぁっ！？』

爆豪君？
私を爆破しないで！！

マイク「おおっとぉ！？先頭が変わった瞬間に爆豪！女の子を爆破！！こりゃあ、シヴィーー！！だが、喜べマスメディア！！お前ら好みの展開だあぁ！！
後続もスパートかけてきた！！

だが、引っ張り合いながらも･･･

先頭三人がリードかあ！？」

負ける訳には！！

体制を立て直し、二人を追いかける。
元々足は速い方なので、すぐに追いつく。
だが、爆豪君がなかなか抜かせてくれない。

足を動かせ！
前に進め！！
　

　

私は、ヴィランもヒーローも忘れていた。

BOOON!!

轟「っ！」
爆豪「！？」
『えっ！？』

後ろを振り返ると高く土煙が上がっていた。

マイク「後方で大爆発！？何だ、あの威力！？
く偶然か、故意か────

A組、緑谷。
爆風で猛追ーーーーー！！？

････つーか！！

　

　
　

抜いたあああああ！！」

『えええええっ！！？』

ヤバい、このままでは！！

『”英雄”ファーブル！！』

”英雄”ファーブル
大きな昆虫を出し、そのまま乗ったり、物を運ばせたりできる。

大きなオニヤンマを出し、乗る。

『急いで！！』

マイク「元・先頭三人が足の引っ張り合いを止め、緑谷を追う！共通の敵が現れれば人は争いを止める！！争いはなくならないがな！」

相澤「何言ってんだお前。」

緑谷君を抜くっ･･･と思ったその時

カチカチカチッ

『は？』

ボオォォン

『きゃあ！？』←

マイク「緑谷間髪入れず後続妨害！なんと地雷原即クリア！！イレイザーヘッドお前のクラスすげえな！！どういう教育してんだ！」

『体制立て直して！追いかけて、オニヤンマ！！』

相澤「俺は何もしてねえよ。奴らが勝手に火ィ付けあってんだろう。」

マイク「さぁさぁ序盤の展開から誰が予想出来た！？

今一番にスタジアムに還っていたその男････

緑谷出久の存在を！！」

ダメだ････

負けたぁ！！

　

　

　

結局私はギリギリ四位という微妙な結果になった。

(頑張ったのぉ、ユウリ！！)

負けちゃった、ごめん。

(楽しかったか？)

っ！

うん！