堕天した英雄が見た世界【僕のヒーローアカデミア】 (ページ26)

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脳無が爆豪君に襲いかかる。
もちろん、スピードは速いから、避けれるはずがない。

でも、

爆豪君は違う所にいた。

緑谷「かっちゃん！？避っ避けたの！？すごい･･･！」

爆豪「違えよ、黙れカス。」

なるほど、オールマイトか･･･

『ゲホッ！』

だいぶキツい･･･
弔は･･･オールマイトの方に集中してる････
憎いのはわかるけど、力を強めるな。

死柄木「俺はな、オールマイト！怒ってるんだ！同じ暴力がヒーローと敵でカテゴライズされ、善し悪しが決まるこの世の中に！！

何が平和の象徴！！
所詮、抑圧の為の暴力装置だお前は！暴力は暴力しか生まないのだと、お前を殺すことで世に知らしめるのさ！」

オール「めちゃくちゃだな。そういう思想犯の眼は静かに燃ゆるもの･･･

自分が楽しみたいだけだろ、嘘吐きめ。」

死柄木「バレるの早･･･」

『くっ･･･と･･む････』

苦しげに言うと少しだけ手が緩んだ。

オール「光影少女は返してもらうぞ。」

ヒーローぶってるの･･？
オールマイト････

オールマイトは緑谷君達に逃げるように言っているようだ。

轟「･･･････さっきのは俺がサポート入らなけりゃやばかったでしょう。」

オール「それはそれだ轟少年！！ありがとな！！しかし大丈夫！！プロの本気を見ていなさい！！」

死柄木「脳無、黒霧やれ。

クリアして帰ろう！」

オールマイトから放たれる威圧感。
それは動こうとした弔の動きを止めた。

死柄木「ショック吸収って･･･さっき自分で言ってたじゃんか･･･」

オール「そうだな･･･」

一言言うとオールマイトは脳無と正面から殴り合いを始めた。

『正面･･･から････！？』

オール「”無効”でなく””吸収””ならば！限度があるんじゃないか！？私対策！？私の100％を耐えるなら！！さらに上からねじ伏せよう！！」

なんて････脳筋じゃない！！

オール「ヒーローとは、常にピンチをぶち壊していくもの！敵よ、こんな言葉を知っているか！？

Plus Ultra！！
”更に向こうへ！！”

脳無が吹き飛ばされ、私達の勝つ道が消えた。

オール「やはり衰えた。全盛期ならば5発も撃てば充分だったろうに、

　

300発以上も撃ってしまった。

さてと敵、お互い早めに決着つけたいね。」

死柄木「チートが･･･！」

『うっ････』

首に巻きついた手の力が強くなる。

目の前が白く染まっていく。

次からこの作戦は絶対使わない。

そう、決めた。