堕天した英雄が見た世界【僕のヒーローアカデミア】 (ページ17)

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クラスの皆さん「すっげーー！！

USJかよ！！？」

13号「水難事故、土砂災害、火事･･･etc.

あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った練習場です。
その名も････

ウソの U
災害や S
事故ルーム！！ J」

クラスの皆さん(USJだった！！)

緑谷「スペースヒーロー「13号」だ！」

麗日「災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー！

わーーー、私好きなの13号！」

13号か･･･

敵じゃないな。
救助では、確かに成績を残してはいるが、

戦闘向きじゃない。

相澤「13号、オールマイトは？ここで待ち合わせるはずだが。」

不意に聞こえたオールマイトという単語。
自然と体を強張らせる。

そういえば、
さっきから見ていない････
この授業に出ると書いてあったのに･･･

関係ないか･･･
まあ、殺.せば来るよね。

相澤「まあ、はじめるか･･･」

13号「えー、始める前にお小言を一つ二つ･･･三つ････四つ･･･」

クラスの皆さん(増える･･･)

13号「皆さん、ご存知だとは思いますが、僕の個性は”ブラックホール”。どんなものでも吸い込んで、塵にしてしまいます。」

緑谷「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね。」

13号「ええ･･･
しかし、簡単に人を殺.せる力です。
皆の中にもそういう”個性”がいるでしょう。

個人社会は”個性”の使用を資格制にし、厳しく規制することで一見なり立っているようには見えます。

しかし、一歩間違えれば、容易に人を殺.せる”いきすぎた個性”を個々が持っていることを忘れないで下さい。」

『････』

”いきすぎた個性”。
持ちたくてこの個性を持って生まれて来たんじゃない。

”エイユウ”はヒーロー向きだって、

絶対ヒーローになるべきだって、

何度も言われた、

それが正しいと思っていた。

　

　

でも、

”もう一つの個性”はきっと、それを全部覆してくれるもの。

　

”ダテン”

”エイユウ”と対になる個性。

私はこの二つで、

　

　

世界を絶望させる。