堕天した英雄が見た世界part2【僕のヒーローアカデミア】 (ページ26)

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死柄木「で、なんであそこにいた。」

『職場体験よ、エンデヴァーヒーロー事務所に行ってたの。そしたら見事にあの現場に鉢合わせたって訳。』

帰って来た途端、弔の質問責めが始まった。

死柄木「ふ～ん。じゃあその怪我は？」

『････( ･_･;)』

なんて言おう。
ヒーロー殺しを倒すのを手伝いましたってか？
無理、弔に粉々にされる。

誤魔化すしかない、か。

『････ヒーロー殺しにヒーロー側だと勘違いされたのよ。ほら･･･彼、私と初対面だったから。』

死柄木「へ～、まあそういう事にしておいてやるよ。」
黒霧「その話はこの辺にして、貴女は少し休んだらどうです？それなりに深い傷なのでは。」

『そうさせてもらうわ。』

席を立ち、自室に向かう。

部屋から出る直前、弔に一言言われた。

死柄木「早く治せ。」

『！！ええ。』

短い気遣いの言葉。でも思わず笑顔になってしまうくらい嬉しかった。

･･･弔の為に頑張ろう。

　
また溺れていく。