堕天した英雄が見た世界part2【僕のヒーローアカデミア】 (ページ21)

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『さあさあ、行きますよ！！』

焦凍の炎と同時に相手との距離を一気に詰める。刀で胴に斬りかかるが、よけられる。

一旦下がるか････。

飛んできたナイフを避けて、一旦焦凍の所まで戻る。

プロ「馬鹿っ･･･！ヒーロー殺.しの狙いは俺とその白アーマーだろ！！応戦するより逃げた方がいいって！！」

轟「そんな隙を与えてくれそうにないんですよ。さっきから明らかに様相が変わった。奴も焦ってる。」

やれやれ、なんだってヒーローの手助けしてるんだろ～ねぇ。
私、ヴィランなんだけどなぁ･･･。

まだ、ヒーローになりたいんだろうな･･･

弔に怒られるなぁ。
バレないようにしないと･･･

飯田「轟君、温度の調整は可能なのか！？」

轟「左はまだ慣れねえ、何でだ！？」

飯田「俺の脚を凍らせてくれ！排気筒は塞がずにな！」

『何しようとしてるかわからないけど･･･！！』

叫びながら飛んでくるナイフをはじく。

『時間稼ぎするよ！！』

ジャンプして、ヒーロー殺.しの真上に移動する。

『坂本龍馬！』

銃をヒーロー殺しに向け、撃つ。
しかし、いとも簡単に避けられる。

もともと当たるとは思ってないけどね！

狙ったのは、彼の持ってるナイフ。
避けられてからの位置を計算してから撃ったから･･･

ｶﾞｷﾝｯ

『よっしゃ！って･･･』

まだナイフあるのかよ！！

ナイフが腕をかする。

『った･･･ﾄﾞｼｬ(地面に落ちた音)いてっ！』

パッと顔を上げると、個性で跳んだみ緑谷君と飯田君がヒーロー殺.しに蹴りとパンチを入れていた。

『やった！』

動きが止まった。

『やるよ、龍馬！』

(了解ぜよ！！)

狙いを定め、引き金を引く。

轟「たたみかけろ！」
『いけ！！』

飯田「お前を倒そう！今度は･･･！犯罪者として････

ヒーローとして！！

飯田君の蹴りと焦凍の炎と、私の放った銃弾がヒーロー殺しを撃ち抜く。

落ち掛けた緑谷君と飯田君を焦凍が右で助ける。

轟「立て！！まだ奴は･･･」

『待って････動いてない。』

終わった････？
勝った････？

『い････よっしゃぁぁぁ↘(´Д｀)』

疲れた････。

でも、ちょっと、

　

　

ヒーローみたいで嬉しいな。

あ～
こんなこと考えたら弔に怒られるか。

まあ、今回はいいや。

大嫌いなヒーローの手助けをしたのに、何故かあまり、嫌な感じはしなかった。

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