白銀九尾物語 4【銀魂】

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貴女side



松｢では、すみませんが銀時探しお願いしますね｣



｢｢わかりました｣｣



2人声を合わせてそう言うと外へ出ていった


松陽は私を連れて寝室へと向かった



寝室に、着けば私は体を湿らせたタオルで綺麗に拭いて、服を着替え布団に潜った

お風呂に入らないのは
お風呂で体温が上がって、血の巡りが良くなり
それによって、何かあったら怖いから


松｢私も服が結構汚れてしまったので。流してきますね。おとなしくしててください。いいですね？｣


なんなんだ、松陽は…。私を3歳児と勘違いしてるのか。動くわけないでしょ。合法的((言い方))な休みだぞ。動かなくていいのだから、動くわけないよねー

私ははーいと返事をして松陽が部屋から出ていくのを見送った





閉めきった部屋で数十分過ごしていたが閉塞感が何とも言えず庭が見えるように障子を開けた

空はもうオレンジがかっていて、カラスも鳴いていた。４時…頃かな


夏の方が、明るい時間が長いからたくさん遊べるし、好きなんだけど、暑いから嫌い。
冬は空気が綺麗で、たまに雪遊びも出来て、こたつでみかん食べられる。あれは幸せ。でも寒いからなぁ…


なんて、考えながら外を見ていたら庭の塀から何やらモジャモジャが見えた……。察し



貴｢……｣



塀の上に登ったかと思えば近くの木に飛び移り、庭に着地した

猿か、あいつは

あんなに動いて、晩御飯のおかずぐちゃぐちゃになってないといいけど


じっと銀時を見ていると、銀時もこちらに気づいた



銀｢あれ、Aじゃん、堂々とサボり？｣



貴｢銀時じゃないから違う。ほら…アレを、またやっちゃっただけ…｣



銀時にはアレで伝わるから楽でいい



銀｢言っておくがお前もサボりの常習犯だからな。…………………最近調子良かったのにな｣



銀時にしちゃ珍しい。心配するような目で見てくる。くすぐったいってかむず痒いって、感じするわ



貴｢…そうだね。本当、なんで起こるのかわからないんじゃ、何もできないよ…ね｣


暗い雰囲気になってしまった。話題を変えねば！！


貴｢そう言えば、銀時。なんでそこから入ってくるわけ？玄関から入りなよ｣



銀｢んー、変なおっさんと松陽が門で喋ってたから、入りづらくて｣



貴｢ほへぇ｣




そこでふと気づく。あれっ…




貴｢ねぇ、銀時？小太郎くんと晋助は？｣




銀｢ヅラとチビ…？知らねぇけど？｣




貴｢まじで………｣

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