愛はここにある -changmin- (ページ6)

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絶対ナイページ6

「ユノさん・・・私～もう無理です」

YH「Aが弱音吐くなんて珍しいじゃん」

「何なんですか？あの人。あんな失礼な人初めて」

YH「シムの事？あいつも色々苦労して来たんだよ」

ユノさんでさえ彼の肩を持つ
同じ韓国人だからって私の気持ちも知らないくせに
ガヤガヤ騒がし居酒屋
いつもより大きな声で全てを吐き出した

どこにもぶつけれないやるせない気持ち
ペースもいつもより早くて私は潰れてしまった

ふと目が覚めるとユノさんちだった
横で優しく微笑みながら頭を撫でてくれる
それが気持ち良くて目を閉じるとユノさんが重なった

YH「でもさー、泣く程悔しかったの？」

「うん。私が今までどれだけ頑張って黒服着れるようになったのかさえ知らないくせに」

YH「でも俺の前で泣くなんて初めてじゃん」

お互い裸で腕枕してくれるユノさんの腕の中
私は彼の愚痴を言った
ホテルを出るとユノさんには敬語を使わなくなる
変な関係だけどこれはこれで居心地がいい

YH「でもアイツもAに言い返すなんて珍しいよ。怒られてもただ謝るだけだったのに」

「嫌われてるだけ」

YH「そっかなぁ？嫌いなら話さないだろ、普通」

「あの人にしたら、黒服着てる私が嫌なんだよね、きっと」

YH「好き・・・だったりして」

「ないない！絶対ない」

絶ッッッ対あるはずがない
逆に大嫌いで生意気な女だとしか思ってない
私もそうだから・・・

そんなある日だった