愛はここにある -changmin- (ページ2)

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最悪ページ2

YH「 Aに付いてもらうから」

私の憧れの人、チョン・ユンホ
仕事も出来て笑顔も爽やかで人懐こいせいかお客様にも従業員から慕われる存在

CM「お願いします」

「よろしくお願いします」

最悪な一日になりそうだった
見上げる程高い彼は無愛想だった

見下されてる感たっぷりだったけど
笑顔で挨拶をした

「会場の名前は大丈夫ですよね？」

CM「当たり前です」

「・・・」

CM「料理も全て把握してます。他に教える事は？」

勝ち誇ったような顔だった
まるで私を馬鹿にしてるような態度
こうゆう人・・・大嫌い

負けず嫌いの性格の私は機材の名前、備品の名前を物を見ながら一気に説明した

メモすら一切取らず聞いてるのかさえわからない程だった

アルバイトの子達が来て
宴会内容や料理の明細を伝え
個々が各々に宴会の準備を始めた

黒服を着るようになって
会場の担当者として働くようになった
責任も重くのし掛かる仕事だったけど
この仕事が大好きだった

CM「僕は何をすれば？」

「今日は見てて下さい」

CM「わかりました」

何事もなく無事宴会は終わった
終始彼は黙ったまま会場内を見ていた
翌日のスタンバイも順調に出来ていく

慌ただしい一日がもう少しで終わる
アルバイトの子達も帰り事務所で報告書の作成を教えた

「シムさん。携帯番号教えて下さい」

CM「・・・あなたに教える義務はありません」

「仕事で必要な時あるんで」

CM「嫌です」

「それじゃ私が困ります。ユノさんに怒られるのは私なんで」

CM「別にあなたに責任は押し付けませんけど」

「そうゆう事じゃなくて・・・」

CM「意味がわかりません」

本当最悪な人
宴会に居る人はみんな番号を知ってる
携帯で違う会場に居る黒服と連絡取ったりする事が多々ある
それだけの理由だった

それなのに彼は頑なに拒否
赤ら様に嫌な顔をして・・・腹立つ

CM「もう終わりですか？なら僕は帰ります」

「お疲れ様でした」

無視かのように彼は一言も言わず帰った
人生でこんな人と出会った事がなかった
同じ韓国人のユノさんとは大違い

第一印象は最悪で出来る事なら話したくもない
一緒に仕事もしたくない
そんな印象だったのに・・・