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32.再会 ページ33
※Mingyu side.
まただ。
あのライブの日と同じ感覚。
全身の血が沸騰してるんじゃないかと思うほどに暑い。
ダンスを踊った後のように動悸が激しい。
あの横顔、鏡に映った見覚えのある可愛らしい顔。
WN「ミンギュ？どうした？」
MG「やっと…」
WN「…ん？」
DN「え？ヒョン、何か言いまし…ぅわっ！？」
SG「ちょ、ちょっと！いきなり何！？」
周りが騒いでるのなんて、全く聞こえなかった。
こんなにたくさんの人が居るのに、
そんな事はしっかり忘れられる程に身体が勝手に動いた。
あぁ、この香り知ってる。
香水なんかじゃない、優しく包み込まれる香り。
だけど、今はその香りを腕の中で包み込んでる。
MG「やっと会えた…」
柔らかくて、小さくて、可愛らしい彼女を
誰にも見られないように。
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作者名：chuka | 作成日時：2022年5月6日 12時
