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『 ねえ どうしたの ？ 』
そう 柚萌の近くに行って 小さい声で聞いた 。
「 ちょっと きて … 。」
わたしの腕を引っ張って 、廊下にでる 。
少し歩いたところで 止まると 、
「 あのさ 、この前の月曜日 、なにがあったの … 」
『 え 、？ 』
「 嘘ついたでしょ 。」
『 … ごめん 。心配 かけたくなくて 、』
「 後から知る方が もっと心配になる 。」
『 ごめん 、、でも 、どうして ？』
「 この前の木曜日あたりかな 、何を血迷ったのか
知らないけど 、クラスのあいつらが 、… 」
『 ？？ 』
「 あんまり言いたくないけど 、公園で
何かされたでしょ ？ そのときの写真を
昼休みに ばらまいたのよ 。」
『 え … 、』
「 なんか 何か言いながら そんなことしてたけど 、
あんまり聞こえなくて 。
でも 、俺らだって こうしてやる ！みたいなこと
言ってて 。」
「 そのあと 私と ラウールですぐ写真を
拾って ちゃんと捨てたけどね 。 」
『 … ありがとう … 。』
「 ラウールも幼馴染のあんな写真みて 、
結構 ショック 受けてた 。」
『 そっ 、か 。』
「 今度からは何かあったら言って ？」
『 うん … 』
「 あと Aは彼氏さんしか見えてないかもしれないけど 、
結構 あんた狙ってる人 いるってことわかって ？ 」
『 え … 。』
「 私の知ってる 先輩ですら 、狙ってるって
言ってる人いるんだから … 。」
『 わかった 。ごめんね 、』
「 わかったならいいよ 、教室もどろ 。」
そのあとは 柚萌が励ましてくれて
1日 気持ちはもったけど 、
朝はあんなに嬉しかったのに … 。
放課後になって 、帰ろうと教室から出ようとした時 、
「 A 、」
『 ラウール 、、』
「 一緒に 帰る 」
『 部活は ？ 』
「 今日は 帰る 」
『 そっか 。』
その方が安心だし 、ラウールなら と思って
一緒に帰ることにした 。
「 … 大丈夫 、だった ？ 」
『 … うん 。なんとか 、』
「 俺 、俺さ 、、」
『 うん 、』
「 Aのこと ずっと好きだったの 」
．
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作者名：めめ | 作成日時：2020年2月16日 2時
