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トントンside
「本当にすごいね｡日持ちしそうな食料沢山あったよ」
トラックから出てきたひとらんは食料が詰まったリュックをドサッと地面に置く｡
物資探索を開始して三十分以上経過した現在､既に俺達のリュックは全てパンパンになっていて手持ち無沙汰になっていた｡
雨漏りとかでダメになってたトラックも何台かあったけど一台でも商品が無事なトラックを見つければ作業が終わるのはすぐやった｡
チラチラと周囲を見渡してみるとAと田荘も大丈夫そうなトラックを見つける事ができたのか､Aが一台のトラックの近くで周囲警戒に務めていた｡
「なぁグルさん､俺らの作業終わったんやったらA達の所手伝いに行ってもええか?」
あと一時間半以上の時間を持て余すのもどうかと思うし､ってことでA達を手伝うことを提案してみた｡
どうせ許可してくれるやろうと思っとった俺の身体は返事を聞く前にA達の元へ行こうとしていた｡
「何を言っている｡駄目に決まっているだろう」
「ぐえっ」
グンッとマフラーを引っ張られて牽制された｡
小走りしそうになっていた勢いもあいまって首が締まりそうになった｡許さん｡
そんな事よりもグルさんが反対した事に対して疑問が募る｡
「どうせお前の事だから必要以上に手助けするつもりだろう｡それだと私情を挟まず中立的意見を出してくれる田荘を同行させた意味が無い」
「ぐっ･･･」
グルさんから発せられたのは図星の上に反論の余地がない正論｡
「Aを無事に組織へ引き入れたいなら黙って見ていろ｡それに俺達が一々守ってやるほどAは弱くな──あっ」
言葉を紡ぐのを止め､何かに気づいたように声を上げたグルさん｡
吊られて俺とひとらんもグルさんが見る方向へと視線を向けた｡
そこには戦闘を終えたAがディシビの血で濡れた刀の刃をジッと見つめ､血を指先で掬いとっている姿があった｡
そしてAは徐に血を掬った指を顔に近づけて───･･･
そこまで理解すると､無意識に足がAの方へと走っていた｡
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カンナ(プロフ) - こんな朝早くから失礼します＜(_ _)＞TwitterのDMっで一言って、具体的にはなんて言えばいいですか？ (2022年5月26日 4時) (
レス) @page13 id: 07b6abd3f4 (このIDを非表示/違反報告)
月影こだま(プロフ) - コメント失礼します。占ツクではもう作品の更新はしないのでしょうか…？ (2021年3月19日 8時) (レス) id: 9eebdd670f (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - レーナ（アンテファン）さん» 申し訳ありませんが、ベッターに移行するため現在パスを掛けてる作品を公開する予定はございません｡ (2020年9月17日 0時) (レス) id: aa87cd0973 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ（アンテファン） - トリップか...うん。 のパスワードを教えてください（この作品に関係ないものですみません...） (2020年9月16日 20時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
さくさくぱんだ - あ…好きです…貴方様の書く作品は世界観や主人公の性格など全てがどストライクです！これからも頑張ってください！ (2020年8月28日 18時) (レス) id: dde2f5b423 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー
| 作成日時：2020年2月24日 19時
