･･････2 ※夢主挿絵あり ページ25
『エーミールさんには関係ないとか言っちゃったけど､心配してくれたのは純粋に嬉しかったからありがとう』
──綺麗、だ
西園さんのセリフを理解する前に脳内を支配したのはそんな言葉だった｡
窓から射す陽の光に照らされ優しく穏やかな微笑みを浮かべている彼女は､夕暮れ時の教会に祀られたマリア像を彷彿とさせるような憂いさを帯びていた｡
美しく幻想的､という表現が一番分かりやすいだろうか｡
会話をしていた事を忘れるくらいに魅入ってしまった｡
『･･･─さん､エーミールさーん??』
em「え?」
『ボーッとしてるけど大丈夫??』
em「は､はい大丈夫です!!」
反応が無いのを気にしてか西園さんが私の顔を覗き込んだ｡
硝子細工のように澄んだ萌葱色の瞳と至近距離で目が合い思わず心臓が飛び跳ねてしまう｡
うわっまつ毛長っ､肌白っ､絶対スベスベやん･･･
ていうか何かいい匂いが･･･
待って邪な事思っとる場合じゃない｡
『の割には汗かいてるけど･･･まいっか』
em「す､すみません」
平静を取り繕う為に西園さんから少し目を逸らすと､一棹の本棚が目に入る｡
その本棚は不自然に揺れていて今にも崩れ落ちそうだった｡
崩れたら完全に下敷きになる位置に西園さんは立っていた｡
バキッ､ガタンッ!!
という嫌な音と同時に衝動的に身体が動いた｡
『えっわっっ!?』
em「･･･っ!!」
ドサドサッと後方から本棚が崩れる音が聞こえてくる｡乱暴なやり方ではあったが間一髪で回避できたようだ｡
心の中でホッと一安心していると西園さんがギョッとした顔で『ちょ､エーミールさん動いちゃダメ!!!!』と叫ばれた｡
えっ?と問い返す前に西園さんが叫んだ理由は明らかになる｡
右手に違和感･･･目をやると淡い黄緑色の紐パンが手の内に収められていた｡
紐パン??
ひもパン??
ひもぱん??
HI･MO･PA･N??
『あ･･･ひうぅ､ご､ごめんなさい』
まだ現状を理解できていない視界に映ったのは赤く染った顔を両手で隠して涙声で謝る西園さんと下着を剥がれ顕になった蜜壷だった｡
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魔主役と言えば推し - 絵ぇぇぇぇうまぁｧぁあぁぁ！！！！！！！ (2022年10月25日 16時) (
レス) @page32 id: ea30576081 (このIDを非表示/違反報告)
脅威さんが好きなえる - rbrさんかわいい！隠しきれない圧倒的弟感、、、！ (2022年3月9日 3時) (レス) id: 2c1cc6224f (このIDを非表示/違反報告)
える$MANDARA - zmzmスペシャル食べたいンゴ (2022年3月9日 2時) (レス) @page18 id: 2c1cc6224f (このIDを非表示/違反報告)
霜月 - ぴざる2号さんと同じくペ○ーワイズで爆笑しましたwおもろすぎやろwwあと推しの赤面で心臓を撃ち抜かれ、絵の上手さで弟子にして欲しいぐらいです…… (2021年10月25日 0時) (レス) @page50 id: 4aa0d1b896 (このIDを非表示/違反報告)
ぴざる2号(プロフ) - 保健室の〇二−ワイズで吹いた。面白いっす！あと絵上手いですね！尊敬します！ (2021年4月2日 16時) (レス) id: fa56edbecd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー
| 作成日時：2019年8月3日 17時
