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太陽の光を反射し黒光りするコンテナを手のひらで撫でて質感を確かめる｡
かなり特殊な材質で加工されているんだなと素人目からでも分かる｡
『なぁ･･･このコンテナって政府から支給されてるんだっけ?』
私の質問にコネシマさんと鬱さんが煙草をふかしながら「おん」と短い言葉で肯定する｡
「まぁ政府言うても確証はないけどな｡Aちゃんが予想しとるんと同じで戦闘機やから単純にそう仮説が立てられただけやし」
･･･なるほど｡
確かに一個人が戦闘機を所有して支援物資を投下するのもおかしな話だ｡
一辺三メートルはある特殊加工がされた巨大コンテナを毎日複数投下｡
この島が常に物資困窮なのは分かるが､本土にそれだけの余裕がありながら何故救助が来ない?
本土が無事だと考えて､被害拡大を抑える為だとしても･･･
どう考えてもコストが高すぎる｡
まさかとは思うが──･･････
──────その言葉､努々忘れるなよ傍観少女
キイィィィン､と
私が思考を紡ごうとした時に脳内に甲高い嫌な音が響き渡った｡
同時に､聞き覚えのない"男の声"が私に語りかけて来た｡
姿形は脳裏に浮かばない｡
けれどもその"男の声"は確実にどこかで"聞き覚えのある声"だったし､嫌悪感を抱いてしまう声だ｡
あまりにも突然の事に能が拒否反応を起こし吐きそうになる｡咄嗟に片手で口元を抑えるが､吐くことができずに胃の中を掻き回されるような不快感に襲われた｡
「は!?おい大丈夫か!?」
『･･･っ､大丈夫だ｡すまない』
「もしかして煙草の臭いで気持ち悪うなった?」
『いや･･･違う｡声､が』
「声???」
瞬時に煙草の火を消し背中を撫で始めてくれて心配してくれている二人の問いかけに何とか答えることができる｡
ぐわんぐわんと脳が揺れる感覚と奮闘しながら意識を持っていかれないようにし､無理矢理深呼吸をして息を整えれば何とか落ち着くことができた｡
依然､気持ち悪さは残ったままだが会話ができるくらいには回復したようだ｡
『すまない､煙草のせいじゃないから大丈夫だ｡心配かけて悪い』
「え〜･･･ホンマに?????」
若干気まずそうな鬱さんの問いかけに頷いた｡
そして"男の声"について考察しようと考えた時､コネシマさんが口を開いた｡
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お星 - お久しぶりに見たらすごくなんかなんかねえっと発狂したうん！ (2020年9月26日 14時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 更新されてたからまた来ましたけど、超面白い……超好き( 超唐突 ) (2019年10月10日 21時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
まんまる(プロフ) - すごく面白いです…。続きが気になります！応援してます！無理しない範囲で更新してくれると嬉しいです！楽しみに待ってます！ (2019年7月28日 20時) (レス) id: 6af86988b7 (このIDを非表示/違反報告)
注射器(プロフ) - d！でこういう話は新しいですね…。文章も読みやすく、ストーリーも続きが気になるような素敵なもので凄いです……。 (2019年7月24日 18時) (レス) id: 91a8b31b94 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - ふぁー！！！はよ続き読みたいです！！！チノたんも居るの嬉しいです！！！！！マンちゃんの事さらに好きになりました(( (2019年7月12日 2時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー
| 作成日時：2019年7月10日 0時
