【鬼滅の刃】閉じ込められました (ページ31)

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□壱弐参と談笑ページ31

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『私今日命日です？』

なんで上弦の鬼3匹に囲まれてるんだろう

1人に睨まれ1人はにこにこしてもう1人は..無？

「女には興味無い」

「またAちゃんに会えて嬉しいなあ！」

「..」

すっごいこの空間異様だね！軽く吐きそう！

今回も刀を持ってないのであまりヘマは出来ません

刀があったら首が斬れるのに..でもここで死んでは炭治郎達に迷惑をかけてしまう、

こいつら3匹を殺す為にも今は大人しくしなければ。

..なんかピリピリしてません？童磨とあの..上弦の参の鬼

「猗窩座殿～そんなに苛々する必要はないよ」

「煩い」

上弦の参の猗窩座と言う奴の拳が童磨の腹を貫通した

『えっ』

「..」

黒死牟さんは私の隣でそれを真顔で見てる

「..いつもの..事だ..」

『あっ、なるほどですね』

この鬼たちからは私への殺意が感じられない

黒死牟さんは私と面識があったし童磨は..うん。

だけどこの猗窩座と言うやつはなんで私に殺意を抱いていないんだろう？

服装からして鬼殺隊だと分かるはずなのに

喧嘩が終わったのか童磨は私に近づいてきた

「この簪可愛らしいね、前は付けていなかったよね」

『買ったの、お前に関係無い』

「全く、冷たいなあ」

この簪を付けて今日は任務に向かおうとしている途中だった

雪の結晶のような模様が着いたこの簪は私の目を引いて即買いした

視線を感じその元を見るとなんと猗窩座だった

何か悲しい様な目の色をしていた

ぱちりと私と目が合うと彼の黄色の瞳が揺れ顔を逸らされた

この部屋は時間が経たないと開かない部屋らしく試してみたがまだドアは開かなかった

少し時間経ち童磨と猗窩座の喧嘩にも慣れてきた頃

猗窩座は私に言った

「鬼になる気はないか？」

『..私は鬼殺隊、鬼にはならないよ、お断り』

急なその言葉に驚いたが私はそう答えた

「お前は女だが見て分かるくらいに強い」

鬼は怪我や病気が即治るだの力が強くなるだの超勧誘されたが全部断わった

カチャっと鍵が開く音

私は立ち上がりドアに手をかけた

「えぇもう行ってしまうのかい？」

『お前と同じ空間に居たくない』

「辛辣だなぁ～」

黒死牟さんと猗窩座を見てそれじゃあ。と言って、私は部屋を出た

視界の端に手を振る童磨が見えた気がするけど無視した

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