【鬼滅の刃】閉じ込められました

□錆兎と深い接吻 ページ26

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初対面の人と私は今談笑をしている

話題は炭治郎のことだ



この人の名前は錆兎というらしい



この部屋のお題は深い接吻をするというものだ

当たり前に拒否られたし私も初対面の人とは少し気まずさがあった

いや、初対面じゃなくても気まずさはあるんだけど。




そこで私は雰囲気を変えようと錆兎が付けている面について触れた

炭治郎もそれをつけていた。とそこから話が発展していったのだ







『炭治郎は良い子だし強いんだよ！』


「ああ、しってる」








それから冨岡さんの話もした

錆兎は目を細めてどこか哀しそうにだけど嬉しそうに笑ってた




数時間ほどで私と錆兎は仲良くなった

私の中ではもう仲の良い友人の一人になった




気付いたことがある

一つは錆兎は体温が低いということ


たまたま手が触れた時、錆兎の手は冷たかった


もう一つは冨岡さんの話をすると哀しそうに笑うこと

眉を下げて笑うから冨岡さんの話を終わらせ別の話にいこうとするが錆兎から冨岡さんの話を振ってくる

何があったのかは分からないけど、錆兎の衣服が冨岡さんの羽織と柄が同じだから仲が悪い訳では無さそう








「なあ、」


『ん？』


「義勇と炭治郎と、これからも仲良くしてやってくれ」


『言われなくてもするよちゃんと』








ふっと笑いAなら心配無いななんて言う錆兎








「目閉じろ」



『え』








床に置いた手が錆兎の手と交わる


錆兎は私がまだ目を閉じていないのに顔を近づけた








「..ん、」








ちゅと接吻を落としそれから舌が交わる、

酷く優しいものだと私は感じた、
その優しめな接吻が終わるとお互い顔を離した






「また今度、2人の話聞かせてくれ」



『ちょっ、錆兎！』








ドアを開けて光の中に消えていく錆兎



冷たい錆兎の手の温もりがまだ手に残ったままだった









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リクエストありがとうございました、！

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