【鬼滅の刃】閉じ込められました

□不死川実弥と噛み跡 ページ23

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また同じような貼り紙を見て私は息を吐いた

私また噛まれるのか、なんて思いながらドアを開けると見知った顔




「テメェか」


『わあ、実弥ぱいせんじゃないですか』


「その呼び方やめろ」






ここどこだと聞かれ私はまたこの部屋の説明をした

貼り紙は予想通り私に噛み跡をつけろとの事だった







「テメェに噛み跡付けたら出れんのかァ？」


『そういうことになりますね』


「..テメェは良いのかよ」







彼は喋り方も乱暴だし口が悪いし顔も怖い。何より目付きが怖い。だけど本当は優しい人なのだ

好きなものがおはぎだと知った時少し可愛いとか思ったけど口に出したら殺されちゃうので出しません








『このまま部屋から出られないのは困りますし..。』


「そういうもんかァ」







チッと舌打ちと共に発せられたその言葉

なんか私悪いことしたのかなやらかしたのかななんて考えていると腕を出せと言われたので服を捲って腕を出した


すると実弥さんは私の腕に噛み跡を付けた

痛っと声に出すとンなの当たり前だろと言われた


付いた噛み跡を指ですっと撫でる







「おい、早く出るぞ」


『あっ、はい！』









ドアを開け2人で部屋をあとにした









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