negativeな恋〔BTS〕

最後の最期 …JK 番外編 ページ27

グクside




A？げんき？





Aが亡くなってから3年が経つよ





俺が告白したのは、高校2年生のとき。





Aを見てすごく惹かれたんだ






でも、俺にはAに告白する勇気がなくて
全然喋れなかった





Aに告白する少し前のこと





職員室に用があって、中に入ろうとしたら



俺らの担任と校長が話していて




その内容を聞いてしまったんだ





『うちのクラスのAさん。今日、保護者さんから脳腫瘍で学校を退学するとの要請をいただきました。』





『分かった。これは、誰にも言わないでくれ。Aさんが、巻き込まれたら大変だ』





『わかりました。失礼します。』





信じたくなかった




でも、これが本当ならばもう俺はAに会うことはできないと思ってあのとき告白した。





Aは最初断ったよね






でも、俺はAを1人にしたくなかったし、ネガティブになっていたAに少しでも生きる勇気を与えたかったから。





脳腫瘍って知っていたからこそAのそばにいたかった





そこからの、Aとの生活は楽しかったよ





Aが、前よりも元気になった気がして、すごく楽しかった





でも、あの時歩行障害が、出て本当に脳腫瘍なんだって自覚した。





今までよりAを大切にしたかった





もっと充実したことをしたかった





だから、Aを旅行(キャンプ)に誘ったんだ





最終日には、こんなことになると思っていなかった

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