遠のいていく意識 ページ20
貴方side
なんでだろう……普段泣いたりなんかしないのに……
未だにドアノブを強く回して開けるよう訴えるお兄ちゃん。
天 ｢A！！！｣
突然大きな声で名前を呼ばれた。
天 ｢そんなに俺のことが嫌いなの？｣
少しトーンを下げてそう言った。
『だって……お兄ちゃん……』
なるべく泣いてることがバレないように言ったつもり。
天 ｢……Aもしかして泣いてる？｣
でもあっさりバレたみたい。
なんだか自分でもよく分からなくなってきて。
自分の知らない怒りの感情が何故かこみ上げてきて。
『………もう私出てく』
そう部屋に一つ呟いてドアの鍵を開ける。
上手くすり抜けて行こうかと思ったけど、
お兄ちゃんの身体に受け止められた。
天 ｢なにするつもり？まさか……出ていくとかじゃないよね？｣
『離してっ……！』
天 ｢ちょっと！｣
意外にもするりと抜けられて安心しきっていた。
次にお兄ちゃんの声を聞いた時にはもう結果が分かってしまっていた。
天 ｢A危ない！｣
徐々に遠のいていく意識。
死んでは……ないよね。
......................................................
最後まで見てくださりありがとうございます！
無理やり持ってきた急展開です。
次回もよろしくお願いします！
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坂田家なわたし(プロフ) - 、さん» ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ嬉しいです！！ (2018年2月24日 17時) (
レス) id: 586395665d (このIDを非表示/違反報告)
、 - とても面白いです！ (2018年2月24日 17時) (レス) id: 446b8403aa (このIDを非表示/違反報告)
坂田家なわたし(プロフ) - サンさん» コメントありがとうございます！ がんばります！ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ (2018年1月18日 23時) (レス) id: 586395665d (このIDを非表示/違反報告)
サン - 面白かったです！がんばってください！ (2018年1月18日 22時) (レス) id: 4cb36c6ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：坂田家なわたし | 作成日時：2018年1月13日 5時
