勇気を出して。 ページ9
貴方side
ほんとは「告白」なんじゃないかなんて、思っていた。
察しやすいやつなんて思われないように口ではあんな簡単に言った。
少し緊張してる………なんて言えないけど。
もし告白だったら……
お兄ちゃんには悪いな。なんて。
まふまふside
放課後になった。
委員会が長引いて約束の時間に間に合わなくなりそう。
Aちゃん……来てるかな。
急いで階段を駆け上がる。
屋上の扉を開けると見覚えのある後ろ姿があった。
校則ギリギリに高く結んだポニーテール。
華奢な肩。
スラッとした細い足。
こちらに気づいて振り返るその顔はまさに美少女。
天月くん譲りなのか兄妹揃って整っている。
惚れないわけ……ないじゃん。
『まふくんっ!待ってたよ!』
無邪気に笑う彼女の顔はとってもきれいで、かわいくて。
天月くんから愛されるのも分かる気がする。
ま 「僕から誘ったのに遅れてごめんね……」
『全然大丈夫だよ!』
こんな時でも優しい君はほんとうに鈍感だからなの?
ま 「で、話なんだけど……」
僕がそういうと少し顔を赤らめる彼女。
ほら、やっぱり気づいてるんだよね?
きっと。
僕が何を言おうとしてるか察してるんだよね?
それなら単刀直入にいうよ。
ま 「僕は君のことが好きだ。ずっと前から。いや、出会った時からずっと。」
そういった途端真っ赤になる彼女の顔。
そういう僕だってすごく熱を持っていた。
ま 「だから……僕でよければ付き合ってください。」
頭を下げてるから彼女の顔は見えないけど、返事を待つしかなくて。
『まふくん………私でよければお願いします』
ま 「ほんとうに?!」
ぎゅっ
『わぁ、まふくん?!』
うれしくてうれしくて、つい抱きついてしまった。
それを静かに受け入れてくれる、
____僕の____彼女。
これで僕たちは付き合うことができた。
これからは僕が君を守って行く。
絶対に。
? 「ちょーっと待ったー!!!!」
……………えぇ?
......................................................
誰だよ邪魔しにきたの(殴
最後まで見てくださりありがとうございます!
いいとこなんですがね、
何でしょうねこういう感じに持ってきたくなるんですよね。
はい駄作者通りまーす。
まあタイトルがタイトルですし………
次回もよろしくお願いします!!
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坂田家なわたし(プロフ) - 、さん» ありがとうございますヽ(*´∀`)ノ嬉しいです!! (2018年2月24日 17時) (レス) id: 586395665d (このIDを非表示/違反報告)
、 - とても面白いです! (2018年2月24日 17時) (レス) id: 446b8403aa (このIDを非表示/違反報告)
坂田家なわたし(プロフ) - サンさん» コメントありがとうございます! がんばります!ありがとうございますヽ(*´∀`)ノ (2018年1月18日 23時) (レス) id: 586395665d (このIDを非表示/違反報告)
サン - 面白かったです!がんばってください! (2018年1月18日 22時) (レス) id: 4cb36c6ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:坂田家なわたし | 作成日時:2018年1月13日 5時