君は大切｡ (ページ8)

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なな . ページ8

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それは幼い時の記憶｡

『なぁ、だいちゃ !! 』

『望、どうしたん ? 』

『おっきくなったら結婚しよーな !! 』

子供の頃なら誰でもこういうことあったやろう｡

男同士で結婚なんて出来るわけないのに｡

『おん、せやな !! 』

俺より大人な大毅はその事を分かってても子供っぽい俺を傷付けないように、って約束をしてくれた｡

でも、ある日｡

『ごめん … 望、』

『なんで、?! なぁ、なんで … 、 !! 』

大毅は親の都合で転校することになった｡

その事を知らされたのは飛び立つ前日｡

『ごめん … ほんまに、』

大毅は何度も謝った｡

子供な俺は許すなんて出来なくて、1人で嗚咽をした｡

最後に、言うたんや、

『絶対迎えに行くから｡』

って｡

何年待ってもその日が来ない｡

もう忘れてるんかと思ってた｡

その時に来た転校生｡

まさか、な、って思ったら同姓同名｡

そんなん、何処にでも居るやろ、思ったのに｡

まさかの、本人からのカミングアウト｡

赤｢ … 思い出した、？｣

｢だい … き … ｣

目から大粒の雫が零れ落ちた｡

初めての感覚｡

赤｢ … 長い間待たしてごめん、｣

そう言ってから俺の、俺の大好きな匂いに包まれた｡

｢ … 遅い、｣

赤｢ …ごめん、｣

そう言ってからどこからともなく重なった唇｡

赤｢ … あの約束、覚えてるか、？｣

あの約束、忘れるわけがない｡

赤｢ … 同性やし、結婚は、出来ひんけど … ｣

口をもごもごしながら意を決して言う大毅｡

赤｢ … 俺と付き合お、？｣

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文字数、

語彙力なさすぎてやばい …
日本語勉強します。(

お星様ください … 笑