�� 弍 �� ページ3
side 橙 .
俺はその後、普通に仕事行った。
着いたのは8時ぎりぎりちょっと前。
「 お、おはようございま〜す… 」
今日もまた怒られると思ってテンション低めで入って行ったら案の定、呼ばれた。
「 桐山ー 」
「 は、はいっ、！
すいません、！！ 」
「 ふは、まだ俺何も言うてへんやん。 」
ただ謝っただけやのに、笑われた。
笑った張本人を見ればそんな怒ってるってわけではなかった。
「 桐山、今日も遅かったやん。 」
「 は、はい、すいません… 」
「 …でも、今日は5分前に来れたから大目に見てやる。
次からは 10分前に来れるようにな。 」
そう言って 自席に着いて行った。
…あ、あれ、？ 怒られ、へんかった…
「 照史、おはようさーん。
課長が怒らんなんて珍しいもんやなぁ。 」
「 ぁ、濱ちゃん、おはようさん。 」
この人は2個上の先輩、濱田崇裕。
先輩やのに 濱ちゃん 呼びっておかしないかって??
しゃ〜ないやん、 濱ちゃん が 上下関係とか気にしたくないから 濱ちゃん 呼べ って うるさかってんもん …
「 あの鱈子、何かあったんかなぁ
なんか、あいつ怒らんとか、きしょい。 」
「 ちょ、しげ、！
それは言いすぎ、！ 」
このちょいと御口悪いこの子は 俺の同期 の 重岡大毅 。
年齢的には 1個下。
精神年齢5歳児でな、 めっちゃ悪戯してくんねん。
この前やって、帰ろうと鞄片付けてたら ゴキブリの
ほんまあの時は吃驚したわ。
でもな、こう見えて 結構仕事出来るって、やばない ??
みんな頭ええねん。
俺だけ置いてけぼり …
でもな、この部署本間楽しいで。
.
すいません、
文字化け防止のため ��濱�� に させてもらいました。
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作者名：おもち。 | 作成日時：2018年6月4日 0時
