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２話 ページ3
学校に着いて、クラスに入って座席表を見ていた。
貴女：((やった、窓側だ！隣の席は…轟さんと、八百万さん？格好良い苗字だな))
隣の席は轟焦凍という人だった。
席に座り、轟さんも八百万さんもいなかったので黙って座っていた。
？？：こんにちは！
窓の外を見ていたら、ピンク色のくるくる髪の女の子に話しかけられた。
貴女：こんにちは
？？：あたし芦戸三奈！よろしくね！あなたは？
貴女：私、AA、よろしく、芦戸さん！
芦戸：三奈でいいよー！Aちゃんって呼んでもいい？
貴女：うん！三奈ちゃん！
三奈ちゃんは私に眩しい笑顔を向けた。
私が最後そんなに笑ったのはいつだろう。
芦戸：Aちゃん？
貴女：あっ、ごめん、ボーッとしちゃって
芦戸：大丈夫？マスクしてるけど、風邪？
貴女：ああ、ちょっとね！
三奈ちゃんは心配そうに私の顔を覗いた。
貴女：大丈夫だよ、気にしないで！
芦戸：そうなの？じゃあこれから皆んなに挨拶して回らない？
貴女：挨拶？
三奈ちゃんは皆んなと仲良くなろうとして、挨拶をして回るらしい。
貴女：う、うん！
流れに任せて言ってしまったけど、私は三奈ちゃんの横で軽い会釈だけをしていた。
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作者名：ぽん | 作成日時：2018年8月10日 21時
