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カメレオンと言えば自分の身を守るためカモフラージュとして体の色を変えるらしい。
…最近視力堕ちてるんだよなぁ
初見だから負けちゃった☆
なんて言う言い訳をヒーローはしてはいけない、
五感を研ぎ澄ます…
素早く反応できるように肩幅より少し広く足を開き膝を曲げる
相手はどう出る？
すると怪人カメレオン様(笑)は真っ直ぐ私の方へと殴りかかって来た。
私は素早く左翼を木製の鈍器(自動追尾モード搭載)の構成元素、密度に変形させ真正面から怪人の顔面に飛ばした。
それは見事にクリティカルヒット
怪人「…ｯグアッ!!!!!」
それだけに留まらずいくつもの建物を貫き通して逝った。
怪人は白目を向き身体はボロボロ、多分骨何本かおれてるし、鼻血をこれでもかと流している。
「やりすぎちゃった…なんか、ごめんね」
後で分かったことだが、カメレオンは自分の意思で体を変色できないらしい。
体温調整や感情表現で色が変わるそうだ。
犬で言う尻尾フリフリ的な
しかし、こんな無様な姿を見せつけられたら流石の私も同情してしまう。
この音を聞きつけてか様々な怪人(？)達が私たちのもとへ駆けつける
いつの間にか私を囲うように怪人が集まっていた。
この人達はカメレオンとは違い筋骨隆々だ
外見だけで判断したらオールマイト並といってもいいだろう
怪人A「おい！カメレオンが倒れてるぞ!!!」
怪人B「この小娘が倒したのか!?」
怪人C「なぜ、人間がこんな所にいる？」
怪人D「まぁ…同胞の仇には変わりはない…」
一斉に私に襲い掛かってくる。
よく見ると
あの人は上半身を鍛えすぎてバランスが一般人よりも悪く、勿論重心が傾いている…
あの人はバランス良く鍛えられているが自分の筋肉を過信し過ぎていて動きが的確ではない…
あの人は…
この人は…
つまりは
「楽勝って事ですよ」
双翼を今度は薄く鋭いナイフの形にしミキサーの様に振り回す。
私の周りを囲っていた敵達はあっという間に上半身と下半身が切り離されていた。
邪魔者も片付いたところで双翼を飛行できる構造に戻し散策にまた戻る。
大きく羽ばたく
変な輩に絡まれたけど今日は晴天だ。
風邪が頬を切る。
続く (更新停止中)
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作者名：HΛL | 作成日時：2019年8月17日 14時
