2 ページ4
私はあの後、言葉通り散策を始めた。
え？なんでそんなに冷静になれるかって？
遡ること数分前
いや、しかし…
この私の置かれてる状況はなんだ？
ん〜？
…これはぁ〜？…召喚？
…召喚されたのかな？笑
ちょっとテンションが上がって冷静になれたのだ！
…と、いうことである。(自分でもよくわかってない)
まぁ、話を戻して散策再開。
ざっと見た感じ人の気配も無いし、建物もちらほら壊れている。
一言で言うとこの場所は[ゴーストタウン]
と、いったところか。
取り敢えず今日はどうしようか。
寝床は？
食料は？
なによりこれからの生活は？
スマホも圏外になってるから連絡のしようがない。
まぁまぁ、そんな時に便利なのが私の個性【黒翼】
「いってらっしゃい」
私の翼は偵察機としても使用出来る。
2枚の翼を偵察に出し、私も上空から別に様子を伺う。
衣食住は確保しておきたいから住めそうな場所探しともし住民がいたらお話聞きたいな。
散策開始(Ｖｅｒ.上空)からまもなく
「…1人目発見！早速聞き取り調査だぁ」
驚かさないようにゆっくりと着地する。
プロヒーローたるもの一般市民を脅かすのは言語道断！
見つけた市民はカメレオンの様な顔立ちをしていた。
個性はなんだろう…
梅雨ちゃんみたいな個性かな？カメレオンが出来ることは大体できる的な。
「こんにちは！！！！」
怪人「…あ？」
「…え？」
急にメンチ切られた…？
怪人「レロレロレロレロ…
よく見たら可愛いじゃねぇか」
「…あ、ありがとう…」
そう言い長いベロをくねらせる。
「なぜだろう。梅雨ちゃんのベロに対しては全然抵抗ないのに…(ﾎﾞｿｯ)」
怪人「なぁにボソボソ言ってんだァ？」
「…この人のべろは…
汚い!!!!!」
怪人「…あｧｯ!!!???」
血管が浮き出てきてる。
その人から感じられるのは殺気のみ
怪人「可愛いから特別に気持ちい〜思いさせようと思ってたのにｨ〜…
怪人カメレオン様のこの自慢のベロを侮辱するとは…ｯ!!!
ブッこ〇す!!!!!!!」
え？怪人カメレオン様？
名前そのまんまですね…
怪人と名乗る人は初めて見た
敵…という事か？
「…フフフ、上等です！正々堂々と戦おう!!!」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HΛL | 作成日時：2019年8月17日 14時
