銀花のような君と

...はるがこない ページ11

_



黒 side...




紫「みんな繋がってる？」









その声がけに反応するみんな。

今日はテレビ電話を撮影するらしく俺の携帯には全部で7画面になったり、8画面になったりしている。








岩本くんは訳あって撮影には入れないけど実はこれを聞いていてふぅちゃんの通訳さんをやるかやらないか決めてる。









紫『Aはどうしたいの？』


『手話見られたくない』








緑『だから照にやってもらうのはだめなの？』


青「阿部、言い方強い」





緑「ごめ、」







桃『でももし止まっちゃったりしたら不安なの？』




『もし、みんなが止まっちゃって私が話さなきゃ行けなくなっちゃったらどうしたらいいか分からない。』










俺は手話ができる訳じゃなくて読む専門だからただただみんなの手話を読んでたけどどんどんふぅちゃんの目が潤んできたように見えて




黒「ふぅちゃん多分泣きます」




気づいたらそんなことを口にしてた。






そしたらみんながふぅちゃんの画面を大きくしたのか











紫『今日はやっぱAなしにしても大丈夫？』



桃『みんなで会えるようになってからにしない？』





緑『やっぱ不安だもんね。』

白『終わったら伝えるから、ね？』








そう言って何とかうるうるのまま納得させることが出来て











黄「ちょっと俺とA抜けるわ、撮影頼みます！」









そう言って抜けた岩本くんを信じて初めての試みの撮影頑張ってきます。




_

...→←......りあくしょん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す