ホークス、わくわくっ！ ページ41
・
『まさか、サー・ナイトアイ...？』
りんごジュースをまた吹き出しそうになり、口を抑えながら聞く。
「正解！！」
『この基地にいるのか？』
ていうか個性使えたの？いつからワンネス勢に？
溢れ出る疑問が顔に出ているのか、ホークスが更なるワクワク顔で近付いてきた。
「俺こういうネタばらし系大好き！」
そう言われ肩を組まれる。ホークスはニヤニヤしながら俺を指さした。
「サー・ナイトアイといえば？」
『といえば、Aが手術をして』
「して？」
『個性が、、上手く使えなくなった、？』
「それも計画のうち。これは聞いた話なんすけどね、実はサー・ナイトアイの手術の時にAくんが個性を使ったらしく脳波にメッセージを残していた。」
『メッセージ？』
聞き返すとホークスは、待ってましたと言わんばかりに立ち上がり背を向けて両手をバッと広げ上を仰いだ。
「＿未来は、頂いた＿ 」
『あっ、あぁ、そう、、』
「ってメッセージが記憶にあったって、ナイトアイが言ってました。でね？」
また騒がしく隣に戻ってくると、ホークスは話を続けた。
「他には計画の一部をナイトアイの記憶媒体に埋め込んで、計画を伝えたんですって。これはほぼ都市伝説なんですけど、未来見えるのって多分世界中探してもサー・ナイトアイとAくんとその血縁関係だけだと思うんですよ。
未来が見える者通し、起こりうる未来を共有した
って伝説。」
『言ってる意味が、わからない、』
「わかる。その反応が好きだからネタばらし系大好きなの俺。」
まるでおもちゃの使い方を説明する子供のようだ、今のホークス。初めて見たよ、プロヒーローの裏の顔みたいなやつ。
「ナイトアイは今、参謀部の部長として隊にいます。この階の2つ下の階の端から4番目の部屋が仕事部屋です。
ナイトアイに会う場合は、敬意を表す ってのを絶対やった方がいいです。タケルさんに聞いたかな、温厚派と過激派の話。」
『あぁ、聞いたよ』
「そう？よかった！参謀部は隊の未来を決定する部だからか、Aくんが信頼している人達で形成されているんです。ナイトアイはその中でも"A様と未来を共有した英雄"として扱われてるんです。知ってました？過激派の人達ってね、傷付けたらAくんに嫌われちゃうものってのを判断しているんです。つまり！？」
『つまり』
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 504人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アマノ(プロフ) - .....さん» いつもありがとうございます!!よろしくお願いします！ (2022年11月27日 10時) (
レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - れさん» 本当にありがとうございます！これからも頑張ります！ (2022年11月27日 10時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - 前に読んで大好きだった作品でずっとずっと探してて今日やっと見つけました、、、泣ここまで一気読みしちゃいました！！！！ほんとにだいすきです！！！！！主人公くんが幸せになりますように。応援してます！！！！ (2022年11月20日 3時) (レス) @page1 id: c4c8977258 (このIDを非表示/違反報告)
..... - またまた続編おめでとうございます！！！いつまでも応援しております！！！！ (2022年11月20日 0時) (レス) @page1 id: 4b3179590f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アマノ | 作成日時：2022年11月19日 21時
