ただ今は ページ25
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樋口A、ワンネスは拘束された時には死亡していなかった。爆豪が右胸を撃ったからだ。左胸を撃っていたら心臓に穴が空いたそうだ。
だけど、早急な手当が必要な状態であった。内臓が潰れて混ざり合い、腎臓や小腸、大腸、ほとんどの臓器が存続不可として全摘された。
だが1番多い言葉はこれだった。
"生かす価値無し"
人の汚い部分がさらけ出たようだった。発言権を持っている校長だけが俺らの味方だった。オールマイトは悩んだ末に脅威になると言ってAの安楽死を提案した。大人はほとんど頷いて、俺らはそれに反対した。でも一部分の学生の訴えなど、焦っている大人は聞く耳を持ってはくれなかった。
最終的に校長が頭を下げてAは生かされた。
鼻や口の気道に血が溜まり固まったそうで、それを取るために手術が行われた。医者は奇跡がおきない限り死んでしまうと言った。
医者がそう言った日から、今日で5日経った。
『ベストジーニスト、俺が代わります』
「あぁありがとう。まだ起きていないが、念の為に警戒しておくんだよ」
『はい』
Aは雄英の敷地から少し離れた所の建物に隔離され、様々な工夫が施された拘束具が体中に付いていた。
避難が進む街中は荒れていた。オールマイトの像がイタズラで汚されて、建物が崩壊し、人っ子一人いなかった。
これも全てヒーローの責任。俺らが守れなかった平和だ。
「昨日の校長先生の話、皆受け止めていられなかったわよね」
『俺も無理だった』
「えぇ、私もよ」
『相澤先生が、Aの父親だったのか。』
「名義上の親ってやつよね、里親を申し出たのが相澤先生だけだったらしいわよ。」
昨日の会議でその事が明かされた。
その事でAには"親を殺すなんて酷い奴"というレッテルが貼られた。Aのこと誰も知らない癖に。何を怖がってるんだよアイツらは。
「エンデヴァー、大丈夫？」
『ん？あぁ、まぁ、怪我が酷いらしい。でも記者会見の後から応援の声が増えたぞ、病院に手紙が多く届いたんだ。』
「そうなのね、私たちも頑張らないとね。」
分厚いガラスと拘束具、低い心拍数と輸血されている血の雫が落ちる音。
常備されている椅子に座りAの方を見る。薄目でまるで死んでいるよう。
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アマノ(プロフ) - .....さん» いつもありがとうございます!!よろしくお願いします！ (2022年11月27日 10時) (
レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - れさん» 本当にありがとうございます！これからも頑張ります！ (2022年11月27日 10時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - 前に読んで大好きだった作品でずっとずっと探してて今日やっと見つけました、、、泣ここまで一気読みしちゃいました！！！！ほんとにだいすきです！！！！！主人公くんが幸せになりますように。応援してます！！！！ (2022年11月20日 3時) (レス) @page1 id: c4c8977258 (このIDを非表示/違反報告)
..... - またまた続編おめでとうございます！！！いつまでも応援しております！！！！ (2022年11月20日 0時) (レス) @page1 id: 4b3179590f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマノ | 作成日時：2022年11月19日 21時
