何を目指すか ページ12
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そして弔らは居なくなった。俺が頷いたのを察したワンスが連れて行ったのだ。追おうとするヒーローらは俺が足止めをした。それだけでかなり力を消費した。
「はっ........ざまぁねぇじゃねぇか味方に置いてかれるなんてよ」
爆豪が悪態を着いてくる。お前の煽り、聞き飽きたわ。
『大丈夫だ。俺がどうなろうともお前らの絶望の未来は決まっている。
再戦だ』
落ちてきた髪をかきあげて拳を構える。
ヒーローらも戦うべき相手が1人に絞られてやる気になったのか、全員がこちらを鋭く睨んでいた。
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それからは頑張った。ただただ自分の為に頑張った。
一対何十人。
『終わりかぁ！！』
「まだまだァァ！！！」
最高火力で勝負を仕掛けるエンデヴァーの腹を刺し、捕まえてくるベストジーニストの腕を折る。
魂を吸いとるとか洗脳とか浪費の多いことはもう出来ない。今出来るのはせいぜい物に魂を入れて動かす程度。それでもやるしかなかった。どれ程苦しそうな顔を向けられようとも俺は他人の個性を身にまといナイフを突き立てていった。
ナイフや武器は壊される度に何度も創造し、魔法陣のように張り巡らせた。創造は八百万の個性を借りればいいとして、操るのにも労力が必要だ。
お互いに疲労困憊、それでも俺のプライドと感情が撤退を許さなかった。
「Aっ、くんっ！」
蹴っても折っても殴っても刺しても、ヒーローは向かってきた。後援にいた奴らも応援に来ているからか、数が減らず更に疲労は積もるばかり。
いつの間にか回復系のヒーローも来ており、ヒーローらは明らかに増えていた。
緑谷もヒーローらの介抱のおかげで起きてしまい、ワンフォーオールの他の個性も発現させてしまった。ワンフォーオールの正体を知った時に対策をしておくべきだった。
「なんでッ！！」
「なんで君がッ！！」
「なんで君だけが！！
苦しんでるんだ！！」
ポロリポロリと大粒の涙を零し何かを訴えかけられる。感情の欠如か、何かがコロコロと頭の中を転がる感覚だ。
脳無になるということはこういうことだったのか。なぜ今更気が付くんだろう。いや待てよ、楽しいという感覚は前から無かったな。
あぁ良かった、俺が楽しめないのは脳無になったせいじゃなかったんだな。
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アマノ(プロフ) - .....さん» いつもありがとうございます!!よろしくお願いします！ (2022年11月27日 10時) (
レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - れさん» 本当にありがとうございます！これからも頑張ります！ (2022年11月27日 10時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - 前に読んで大好きだった作品でずっとずっと探してて今日やっと見つけました、、、泣ここまで一気読みしちゃいました！！！！ほんとにだいすきです！！！！！主人公くんが幸せになりますように。応援してます！！！！ (2022年11月20日 3時) (レス) @page1 id: c4c8977258 (このIDを非表示/違反報告)
..... - またまた続編おめでとうございます！！！いつまでも応援しております！！！！ (2022年11月20日 0時) (レス) @page1 id: 4b3179590f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマノ | 作成日時：2022年11月19日 21時
