赤いカーネーション ページ7
・
ワンネスが一言言った後解散となり、俺はやって来た荼毘と話した。
『なぁ〜！あれってマジのワンネス〜？顔見たことあるー？イケメン！？』
肩を組んで距離を縮める。流石に不審に思われるか？
だが、なぜか荼毘は上機嫌でこう言った。
「マジさ。イケメンって言うよりは、暗い笑顔だ。
そこが良い」
意味が分からない。
✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼
ワンネスの正体も分からぬまま、俺はこの情報を公安に流した。
とりあえず俺は見舞いの花を持って樋口Aのいる病院へ向かい、面会をした。
話によると、ヒーロー基礎学の時に目や鼻、顔中の器官から血が大量に流れたそうだ。
一時は大量失血死となったが、その生存力を見て輸血を続け心拍が再開した、と。
樋口Aが倒れてからたったの3日前後。
その状態からの回復は難しいだろう
「まだ目は覚ましていません。脈は戻りつつあり身体の再生も少しではありますが進んでいます。」
『さすがに動けませんよね』
「もちろんですよ。血の吐きすぎで消化器官はカラカラ、血管も収縮して手足はまともに動かせる状態じゃありません。
搬送されてきた時正直手遅れだと思っていましたし、この状況自体異例であり奇跡です。
彼が今目を覚ますことがあれば、彼は神の子であるということにでもなりますかね」
冗談めく担当医。
『ですよねー！ありがとうございましたー！』
やはり動けるわけはない。しかも話によると目すら覚ましていない。
見張りは非番のヒーローが交替でやっているにも関わらず、だ。
「彼は無事ですか？」
帰ろうとした時、医者に話しかける人物を見た。
「そうですか、
まだ目は覚めてないんですね」
車椅子に乗って花を膝に乗せている。
眼鏡をかけていて、、
誰だっけ、
ワンネスが絡んでいる事件なら大体全部知っている。
最近の奴だと個性消失弾の指定ヴィラン団体の、、
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 416人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アマノ(プロフ) - レインさん» そう言っていただき嬉しいです！ありがとうございます！夢主くんの容姿は決めておりません、、皆さんのお好きな容姿で読んで頂けたら幸いです！ (2022年8月22日 13時) (
レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - ろかさん» 本当ですか、少し直しますね！ありがとうございます！ (2022年8月19日 13時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
ろか(プロフ) - 行間開きすぎて少し読みづらかったです… (2022年8月19日 10時) (レス) @page5 id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - とても面白いです！この小説の更新を毎日楽しみにしています。これからも、頑張って下さい！ (2022年8月15日 22時) (レス) id: ba2a238c1f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - yonaさん» 本当ですか！？感謝の限りです！これからもよろしくお願いします！ (2022年8月8日 13時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アマノ | 作成日時：2022年8月6日 21時
