ポッケにのど飴 ページ48
・
愛してくれる人を愛したかった。
でも力がなくて愛せなかった、愛してはいけないと勝手に線を引いた。
力があれば＿
そう思ってオールフォーワンに従った。
力は手に入れた。それでもまだ愛せなかった。
自分の力が弱いと思って、誰も救えないと気付かれるのが嫌で、人との関わりを絶ってきた。
弔にも、クラスの皆にも、部下の人らにも、本音を言ったことはない。
笑われて、愛されなくなるのが怖いんだ。
「心配しなくていい。
君は＿＿
＿＿もう強いじゃないか」
違う。
俺は弱い。
・
「作ろうよ
皆が幸せな世界
家族と笑い合える世界」
俺と一緒に＿＿
そう言われて差し出された手。その手を掴んでいいのか分からなかった。雄英に入ってから分からない事の連続だ。
『ホークス。いや、啓悟さん』
「！！名前どこで」
差し出す手の力が緩む
『あんたは人の気持ちをよく察せる。でもあんたは1つ間違えている。
俺が欲しいのは、他人の幸せじゃない
自分の幸せだ。
皆が思っているよりも俺はクソ野郎だ、皆俺を過大評価している！
俺は立派じゃないし世界を作ることも出来ない！！』
助けようとして突き放されたことがないのだろうか、早口になっていく俺に驚いて息を飲んだホークス。
『元はと言えばテメェら公安のせいだろ！？日本を守ってるつもりか！？人を救ってるつもりか！？それとも正義のヒーロー気取ってんのか！！？
誰かを犠牲にしたことなんて気にしてねぇんだろ！！そもそもテメェら公安の身勝手な欲望で俺は独りになった！俺1人救えなくてよくヒーロー名乗れてんなァ！！』
「…………は？」
ホークスの低い声が聞こえた。俺は胸倉を掴む力を強くして声を荒らげた。
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アマノ(プロフ) - レインさん» そう言っていただき嬉しいです！ありがとうございます！夢主くんの容姿は決めておりません、、皆さんのお好きな容姿で読んで頂けたら幸いです！ (2022年8月22日 13時) (
レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - ろかさん» 本当ですか、少し直しますね！ありがとうございます！ (2022年8月19日 13時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
ろか(プロフ) - 行間開きすぎて少し読みづらかったです… (2022年8月19日 10時) (レス) @page5 id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - とても面白いです！この小説の更新を毎日楽しみにしています。これからも、頑張って下さい！ (2022年8月15日 22時) (レス) id: ba2a238c1f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - yonaさん» 本当ですか！？感謝の限りです！これからもよろしくお願いします！ (2022年8月8日 13時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマノ | 作成日時：2022年8月6日 21時
