乾杯 ページ46
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「お！来た来た！」
「お待たせホークス！」
「A、元気か」
『元気だよ、君こそ調子はどうだ？常闇』
「順調だ」
ホークス、常闇、ミルコ、ホークスのサイドキック、そして俺。少し大人数で俺らは飯を食べに行った。ホークス行きつけの焼き串が人気のお店らしい。
ホークスとミルコは遠慮を知らないという感じでビール類を頼んでいた。
「え？じゃあここまで目隠ししてきたの？！樋口くん！」
ビールを飲みかわし打ち解けてくる。ホークスが持っていたネギまを一気に食べて目を丸くした。
『はい』
「私が言ったんだ！その方が鍛えられるだろ？知らねぇけど」
知らないのに俺にやらせたのか、この人
「凄いな、A」
『ははっ、お陰様で感覚が敏感になったよ』
常闇が酒を注ぐようにお茶を入れてくれる。
その日はわちゃわちゃとして、仕事も忘れて宴のように騒いだ。
「ちょいちょい」
早くも夕方になり、疲れて寝てしまった皆を他所にホークスが手招きをしてきた。
今日のパトロールは他のヒーローが代わってくれるということで起こさなかった。
ホークスは珍しく酔いつぶれておらず、ザルのミルコが疲れて潰れた。常闇やサイドキック達も疲れているようで寝てしまった。
「ちょっとおいでよ」
ホークスに連れられるがままに建物の屋上に行く。
「俺ね、飛ぶのが好きなんだ」
『え？』
聞き返す前に、ホークスは俺の両脇に腕を入れて持ち上げて空に飛んだ。
『えっちょ、』
「はいバタバタしなーい」
あっという間に空高くなった。高所恐怖症ではない事にこの日初めて感謝した。
「飛ぶとね、自由なんだ」
上を見上げるとホークスと目が合った。ニコリと笑ったホークス。
なんで、俺にそんな話を。
「ほら、見てご覧よ」
ホークスが指さした所を見る。
「家族皆で外出してたのかな」
4人家族が幸せそうに歩いていた。前に歩く少年が家族に振り返り、手を広げて笑っていた。
『いや、あれは』
＿＿ねぇ父さん！僕ね、父さんみたいになりたいんだ！
経験がある
『あれは、子供の誕生日です
笑顔で喋ってる子の、誕生日。』
「へぇ、凄いね個性？」
『いえ、経験』
「！そっか」
気まずいのか無言になってしまう。
しばらくホークスに抱えられたまま空の自由飛行をしていた。
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アマノ(プロフ) - レインさん» そう言っていただき嬉しいです！ありがとうございます！夢主くんの容姿は決めておりません、、皆さんのお好きな容姿で読んで頂けたら幸いです！ (2022年8月22日 13時) (
レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - ろかさん» 本当ですか、少し直しますね！ありがとうございます！ (2022年8月19日 13時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
ろか(プロフ) - 行間開きすぎて少し読みづらかったです… (2022年8月19日 10時) (レス) @page5 id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - とても面白いです！この小説の更新を毎日楽しみにしています。これからも、頑張って下さい！ (2022年8月15日 22時) (レス) id: ba2a238c1f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - yonaさん» 本当ですか！？感謝の限りです！これからもよろしくお願いします！ (2022年8月8日 13時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマノ | 作成日時：2022年8月6日 21時
