個性の話 ページ25
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急いで病院に運ばれ、ベッドに寝かされる
「イレイザー、行かなくていいのですか？」
さっきの爆破のことだろう。周辺のヒーローは皆向かっただろうな。
医者の問いに相澤は淡々と答えた。
「今やるべき事はこいつの監視です。担任なら、尚更。」
は、アホらし。
「あれ、数値が正常、、というよりは普通よりも活性化しています」
看護師が戸惑ったように報告する。そりゃそうだろう、正常な身体を検査しても異常はない。
そろそろ起きよう。
何と言って起きればいいのか分からなかったから何も言わずに上半身を起こした。勝手な個人的判断で点滴を抜き取る。それ以上栄養はいらない。
「樋口、？！」
『おはようございます、皆さんお揃いでどうしたのですか』
心配しなくても俺は生き返りますよ、そう言おうとした。
「よかった」
相澤がガバリと抱きついてきた。
『........は？』
訳が分からず困惑した。何故抱きついてくる？
「心配したんだぞ、お前血吐くからｯ」
『いいですって辞めてくださいよ』
相澤の腕の中から逃げ出そうと腕に力を入れる。それが伝わったのか、力を抜き放してくれる相澤。
「樋口少年！起きたのか！良かった良かった！」
そこにオールマイトが花を持ってやってきた。｢皆心配したんだぞ〜｣と微笑みながら花を机に置く。そこにはいくつもの花が置いてあった。
「A組もB組も心操も、ナイトアイやファットガムだって見舞いに来たそうなんだ。」
安心した顔で言う相澤。後ろで看護師が｢ホークスも来てくれたんですよ！｣と教えてくれた。
『心配させたんですね、すみません』
花から視線を逸らして、弔の所に帰りたいと思った。外典寂しがってるだろうなぁ。
「樋口Aくん、君の身体の事で話したい。良いかな？」
相澤が座っていた椅子に医者が座る。相澤が譲ったようだ。
『あぁ、はい』
「自分で何が起こったか分かる？」
紙に何かを書きながら聞いてくる。
『俺の個性は、身体に合ってない。
個性の保持や使用だけで細胞が崩れていく。
そうですよね』
「え、」
相澤やオールマイトのわかりやすい困惑した表情が見える。が、俺は真っ直ぐと医者を見ていた。
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アマノ(プロフ) - レインさん» そう言っていただき嬉しいです！ありがとうございます！夢主くんの容姿は決めておりません、、皆さんのお好きな容姿で読んで頂けたら幸いです！ (2022年8月22日 13時) (
レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - ろかさん» 本当ですか、少し直しますね！ありがとうございます！ (2022年8月19日 13時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
ろか(プロフ) - 行間開きすぎて少し読みづらかったです… (2022年8月19日 10時) (レス) @page5 id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - とても面白いです！この小説の更新を毎日楽しみにしています。これからも、頑張って下さい！ (2022年8月15日 22時) (レス) id: ba2a238c1f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - yonaさん» 本当ですか！？感謝の限りです！これからもよろしくお願いします！ (2022年8月8日 13時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマノ | 作成日時：2022年8月6日 21時
