負け確 ページ11
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荼毘side
集会が行われる5分前にAはやってきた。
「遅かったな」
そう話しかける死柄木を完全無視して面とフードを付けていた。
「おい何か言えよ」
やっぱり何か違う。
なりすましかと疑った俺らはそれぞれの刃を突き立てた。
「俺の"弟"のフリをするのは許さねェぞ」
死柄木が五指を触れようとする。
しかも弟って、
まぁそんな話聞いた事ないけど、有りそうだなコイツらなら。
コイツらなら有り得る......。
「本体は死んでいる」
そいつはAの声でハッキリと言った。
「死んでいる？」
俺はそいつから手を退けてトガや他の奴らも厳戒態勢を外した。
「代わりとして分身である俺が来た。」
そして皆納得した。
「Aさんなら有り得そうです」
「あいつならやりかねない」
アイツだもんな、仕方ない。
慣れきったように俺らはため息をついた。
「まさかそれだけとは言わないだろうな？お前は俺の下に着くんだろ？なァ」
ご立腹な死柄木に、Aの分身はポケットから紙を出した。
「本体から預かった記憶は合計3個ある。」
そして紙に書いてある何かを読み上げ始めた。
「1つ目、組織には入るが仲間にはならない」
「おいおいおいおいおいおい」
やっぱ面白ェ
「仲間にならないとは言わせないからな殺すぞ」
再度五指で触れようと手を近付ける死柄木。
『落ち着けよリーダー とりあえず最後まで聞こうぜ』
俺の言葉に死柄木は近付けていた手を遠ざけた。
それを見て分身は話を続けた。
「2つ目、俺は既に隊を持っている。」
『行動が早いな、その辺は俺に一任じゃねェのか？』
隊の構成については俺が分類を担当している。勝手に決めてんじゃねェと腹が立ち分身の首根っこを掴んだ。
「荼毘くん馬鹿ですねぇ 話は最後まで聞きましょうよぉ」
トガにそう言われるのやっぱイラつく。
「神野の事件以前、軽く募集していたものに大勢が募った。」
「軽く募集って、、何人くらい集まったの？」
そう聞くミスターに、分身は少し考える素振りを見せてから淡々と言った。
「大体3000人くらい」
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アマノ(プロフ) - レインさん» そう言っていただき嬉しいです！ありがとうございます！夢主くんの容姿は決めておりません、、皆さんのお好きな容姿で読んで頂けたら幸いです！ (2022年8月22日 13時) (
レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - ろかさん» 本当ですか、少し直しますね！ありがとうございます！ (2022年8月19日 13時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
ろか(プロフ) - 行間開きすぎて少し読みづらかったです… (2022年8月19日 10時) (レス) @page5 id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - とても面白いです！この小説の更新を毎日楽しみにしています。これからも、頑張って下さい！ (2022年8月15日 22時) (レス) id: ba2a238c1f (このIDを非表示/違反報告)
アマノ(プロフ) - yonaさん» 本当ですか！？感謝の限りです！これからもよろしくお願いします！ (2022年8月8日 13時) (レス) id: 764eda8f4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマノ | 作成日時：2022年8月6日 21時
