俺の話【ヒロアカ】 (ページ10)

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第1試合、爆豪と緑谷が熱い戦いを見せてクラスが感化された。

皆それぞれの個性を使い自らのチームに勝利をと奮闘した。

「残るは、、樋口少年だけだね。相手は誰がいい？」

『誰でもいいですよ。勝敗は変わらないので。』

「やりたい人ー！！？」

「俺がやる」

そう即答したのは轟だった。

「なら轟少年と障子少年だね！！」

先程の言葉通り、轟との対戦のようだ。

「あの氷、大丈夫かな樋口くん、、」

クラスメイトは轟の実力を知っているためAの心配をした。

「どんな個性なんだろ！」

それと同時に期待もした。

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轟、障子がヴィラン、ヒーロー役がAだった。

轟は合図と同時に氷で攻めてくるだろう、そう考えビルの外で合図を待っていた。

『攻めるが勝ちじゃないってことを教えてやろう。』

カメラに見えぬように彼は悪役のように笑った。

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『さて。困ったな』

合図でビルが凍らないからビルに入ったら凍らされた。

足元がギンギンに凍っている。買ったばかりの靴なのに。

恐るべき障子の詮索ってわけだ。

何処から見ているのやら

クソイラつく。

チッと舌打ちをして口内炎をまた噛んだ。

凍らされた足元、氷を纏ったビル

『致し方ない、、』

靴を脱ぎビルの壁に近寄った。

落ち着くために深呼吸して、

壁に手を当てた。

『できた』

とっとと終わらせて靴を磨こ。

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