俺の話【ヒロアカ】 (ページ9)

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戦闘訓練の話ページ9

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「いやぁ！飯田凄かったなぁ！！」

「だよな！」

『凄かった？』

「おう、非常口の上に乗ってよ、こ、こう、、」

教室での話題は専ら飯田の活躍だった。

「あの時はあれしか方法がなくてっ、」

『分かってるよ、凄いな飯田は。』

「！いや、、あれしき、」

「落ち着いて良かったよ。樋口くんは警報鳴った時何してたの？」

『寝てた。』

「樋口くんらしいね。」

『ありがとう』

「褒めてん、のか？」

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その後、緑谷の提案により委員長は飯田、副委員長は八百万となった。

午後の授業、オールマイトの授業になり各々がコスチュームに着替えた。

「お前シンプルだなぁ〜！」

『俺は精神攻撃だからね。』

「え？じゃあ物理攻撃とか出来ないの？」

『百分一見にしかず、見ててね。』

人差し指を立ててそう言い笑うAを見て女子勢はAの対戦を楽しみにした。

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二人1組でヒーローチーム、ヴィランチームと分かれるらしい。

オールマイトの説明によると、2人ずつの班ができるはず。

『2人ずつ、、でも1人余るみたいだね。』

「うん、それ思った」

耳郎と話しているとオールマイトが聞いていたのか説明を続けた。

「そうだ！！だから1人でやる人はもう決めてある！

樋口少年！！君の力を見せてもらいたい。全力でね。」

「えっ、なんで樋口くんなんですか？」

「一般入試の首席は爆豪さんのはず、、」

困惑が渦巻く中、Aは一人面倒くさそうな顔をした。

心の中でため息をつき目を閉じた。

第一にAは入試自体受けていない、監視し易いように入れられたのみ。

ここで入試を受けていないことが生徒らにバレたら計画が壊れかねない、

そう思った彼は渋々オールマイトの話に頷いた。

『いいでしょう、やります。』

「お前の個性は知らないが1人だからと手加減はしない」

そう言う轟。

『え、俺お前とだっけ？』

驚いてそう聞くと、轟は一瞬黙り話し出した。

「、いやまだ分からない。」

何なんだこの少年、、

『うん、俺も負けないよ。』

よく分からないが乗ってあげると轟は去っていった。

『あの子、天然？』

「、よく、分からん」

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コスチュームはワールドトリガーの隊服を黒くした感じです。