俺の話【ヒロアカ】 (ページ38)

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「どっちが上がってきてもぶっ潰す！」

『早々に治安悪いね。』

壊れに壊れた地面を修復している間、しばらくの休憩時間となった。

何やらイラついている爆豪に喧嘩を売られるも慣れた手つきで捌きつつ、緑谷の状態をクラスのみんなに伝えた。

「そっかぁ、良かった！」

「樋口が手術ってやばくね？手術できんの！？どんな感じ？！」

『ははっ.........。

皆は怪我、しないでね。あれ疲れるんだよ？』

マジなトーンで話す樋口のその言葉で、クラス皆が怪我をしないという明確な目標を立てた。

「あ！会場直し終えそうだぜ！」

『じゃあ行ってくるわ』

轟との対戦のためにAは一人、会場へ向かった。

「準備はいい！？それじゃ！スタート！！」

ミッドナイトの掛け声と共に氷結を出す轟。勿論緑谷のような力がないAは避ける。それを読んでいた轟は避けた先に氷を出した。

Aは防戦一方のように思えた。

「なんで攻撃しねぇんだ！！」

轟がそう聞くも無言で氷を避けていくだけ。

嫌気がさした轟は最大出力で氷をぶっぱなした。

『ははっ！待ってたよ！』

「！！しまったっ」

『遅ぇ！！』

戦闘訓練の時、轟の氷を操ったことがある。

最大出力すら操るのであれば

「轟くん！戦闘不能！！決勝進出！樋口くん！！」

『すげぇな、氷。』

「ｯｯ勝つってっ、言ったのにっ」

『まだまだだな！轟！まぁいつか追い越せよ！勝てよ。俺に。』

轟は凍傷の危険があるため医務室へと向かった。

「おかえり、樋口ちゃん、思ったより早かったわね。」

『待ったんだよ』

「俺なら絶対やり返しちゃうわ」

『俺は武将だからね』

「家康か！！？」

蛙吹や上鳴と話した。飯田が何やら早退したと聞いた。

『へぇ、飯田の兄ヒーローやってるんだ。』

「うん、インゲニウムっていうヒーローなんだよ。結構有名だけど知ってる？」

『あーいや、初耳。』

そのため不戦勝で勝ち進んだ爆豪はとてつもなくイラついていた。

「ぶっ殺したるわ」

『目がガチなんだけど。怖。本当にヒーロー志望？』

「うっせぇ！！」

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