俺の話【ヒロアカ】 (ページ32)

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ホークスの話ページ32

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「へいらっしゃい！」

『ネギま三つとモモ一つ。』

「はいよ！」

「あれ、君樋口くんでしょ。凄かったね。どんな個性？」

焼き鳥屋で焼き鳥を食べていたAに誰かが話しかけてきた。

「俺ホークスっていうんだけど、知ってる？」

話しかけたのはホークスだった。

『はい。知ってますよ。』

もはや職人技という感じに笑っているA。

「あ！ネギま好きなの？俺も〜！でも1番は豚バラかな〜！あでもやっぱモモもいいよね〜あ！鳥なのに鶏肉食べてる！とかは言わないでね。元も子もなくなるから！ていうか凄かったね！何度もごめんね！でも言わせてよね？君の個性当ててあげる！えーっと、異形系ではないでしょ。氷とか火とか使ってる様子もないから超パワー系？いや待てよ、もしかしてスピード系？」

一人で話しているホークス、その隣では焼き鳥を無心で食べるAがいた。

「じゃあスピード系かな！！」

『違います。』

「えっ」

『違います。』

Aの経験上、こういう人は耳聰い。悟ることや探ることが得意な人類だ。関わったら面倒なことになる、そう感じたAはネギまを口に押し入れその場を去ろうとした。

「あ！待ってよ、はい、これ俺の名刺！インターン始まったら俺ん所おいで。育てるつもりはないけど君面白そうだし。じゃ！」

押し付けられた名刺には電話番号などが記載されていた。

『......ども。』

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