俺の話【ヒロアカ】 (ページ27)

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爆豪が轟を追い越した。とりあえずやってみよう、そういう様子でAは地雷に触れた。

『地雷投げんぞ！危ねぇーぞ！避けろよ！』

生きている様に動く地雷数個を前方に投げた。すると轟と爆豪がいる場所で爆発を起こした。

『ははっ、地雷やば！』

Aは地雷を無視するように地雷原の上を走っていった。少し個性を使い地雷を踏んでしばらくしてから爆発するようにした。勿論地雷は無効化されていないため、Aが通り過ぎると共に爆発を起こした。

〈おぉ！樋口抜き出た！！轟と爆豪が抜かされたぞ！！喜べマスメディア！お前ら好みの展開だぞ！！〉

Aを追いかける爆豪と轟。2人を気にする素振りもなく一位を保つA。

すると後ろから大爆発が起きた。誰かが飛んできた。緑谷だ。

頭上を通り抜け一位になった緑谷、着地の反動で少し後ろに飛ばされたA、轟と爆豪。三人とも緑谷を見て驚いていた。驚いていたAの横を爆豪と轟が通り過ぎていく。

「デクぁ！！俺の前を行くんじゃねぇ！！」

「クソっ、後ろ気にしてる場合じゃねぇ...！」

その後も順位は変わらず緑谷は一位を保ったままゴールした。

『四位か、まぁこれからだよな』

上位42名が第二試合に通過した。

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