俺の話【ヒロアカ】 (ページ17)

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そのまま拳を死柄木に向ける、がただそれだけでは脳筋そのものだ。死柄木も崩壊させようと手を伸ばしている。それを避けて手首を掴んだ。

そしてAは腰にあったポッケからナイフを取り出しそれを押し倒した死柄木に突きつけた。

「！お前っ、やば。やっぱ欲しい、、俺の仲間になってよ」

『生理的に無理』

「あそう。

仲間にならないのなら脅威なんだよ

だから殺すんだ。」

死柄木だけに気を取られていたのが悪かった。

.

何かがぶつかり鈍い音が身体に響く。

Aの身体は八百万たちがいる山岳ゾーンまで飛ばされた。

「樋口！？」

「うぇい！？」

「なぜここに、！！酷い怪我ですわ！」

「樋口？.....ｯｯ何この殺気っ、」

『ちょっと、マジでぶっ殺そぉ、』

Aのあまりの気迫に八百万らは一歩引いた。

冷静になれ、分かっているが無理なものだ。

Aが一番嫌いなのはヒーロー、その次に屈辱を受けること。

契約違反をされた上に殺される？そして身バレ？

それ以上に屈辱はない。

八百万たちの静止を振り払い、血にまみれた身体を再び広場へと動かした。

「お前っ、殺したはずだろッ」

『あんくらいじゃ死なねぇよ。ところでそいつはなんだ、』

「！こいつか？...こいつは脳無さ！俺の言うことだけを聞くんだ！オールマイトに匹敵するほどの力を持ってるんだぞ！！凄いだろ！？」

まるで買ってもらったばかりのオモチャを自慢する子供のように脳無を自慢する死柄木。

例の脳無は相澤の上に乗っていた。ボキボキと折れていく相澤の腕。

顔だって血だらけだ、なのに

「樋口っ、逃げろっ、」

Aを心配している。

逃げろと言っている。

身勝手なもんだ。

全て、俺から始まったのに、俺のせいなのに

そう思うAに死柄木が更に一言

「最後に聞くよ。俺の仲間にならない？」

答えは決まっている。

『いい加減キショい』

真っ直ぐそう言ったAにイラついたのか、死柄木の手はAの頭に向かっていた。

その時、大きな轟音が鳴り響いた。

「もう大丈夫、私が来た」

「1年A組委員長！飯田天哉！ただいま戻りました！！！」

いいタイミングだ。

「はは、、、コンテニューだ。

脳無、こいつ殺せ」

＿＿＿＿＿えぇ、

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