風邪っぴきfunky8 〜3〜

◎ ページ48

藤原さいど




何やら騒がしくなった空間に目をやると、過呼吸になってるすえ。


俺もそっちに向かおうと思ったけど、隣にいた大橋の様子もおかしいことに気づく



大橋「…はぁっ……はぁ……っ」

藤原「大橋？」

大橋「ハァハァっ、じょ、くっ」

藤原「ちょっ、大丈夫か？」


俺の足元にずるずると座り込んでしまうから、俺も同じようにしゃがむ


大橋「っ、ハァハァ…」


これ、大橋も過呼吸やん



今江「和也も？大丈夫？」((サスサス

藤原「俺らの真似するんやで？」


今江と一緒に少し大袈裟にゆっくり呼吸をして、大橋を落ち着かせる




大橋「スーハー……」

今江「もう苦しくない？」

大橋((コクッ



過呼吸で疲れたのか、ふらふらしてる大橋を支えながら楽屋に戻る


ソファーには、先に戻ったのであろうすえが横になっていた


大橋はと言うと、椅子に座って机に突っ伏してしまった



朝田「すえ、貧血っぽい。」


そんな淳弥の一言に、嫌な予感がして…



藤原「大橋？ふらふらする？」


そう聞くと、突っ伏したまま、小さく頷く


あいにく、ソファーは一個しかないから、床にタオルやらを敷いて横にさせる





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