君と過ごす日々が

聞きたいこと ハクside ページ23

私は(人1)が好きだと聞いた、あの廊下に案内した

しかも、ここは誰も来ない

だからきちんと話せる

そう。私は(人1)に前からずっと聞きたかったことがあったからだ

しかし、それを単刀直入に聞くことは出来ないので、好きなもの、趣味を前置きとして聞いた

すると答えは(人1)らしかった。

梅干しや宝石を眺めること、

私は脳にそのこともメモした



そしてずっと前から聞きたかったことを聞く時が来た、それは

「好きな人はいるのか」ということ


やはり好きな人に好きな人がいるのかを聞くのは、勇気がいる

でも私は前置きを聞くのに、噛んだり顔が赤くなってしまった

なので私は精一杯勇気をだして、(人1)が私に少しでも振り向いてもらうために


(人1)の手を掴み、、


(人1)の耳元で熱をもった声で囁いた



これが私が出した勇気だった
ものすごく緊張したが、(人1)に好きな人がいないことがわかって、すごく嬉しかったし、
(人1)を離したくない気持ちで、手を掴んでいた

しかし(人1)が仕事があると言い、名残惜しいけど手を離した


そのまま(人1)は走っていった


一瞬だけ顔が真っ赤な(人1)が見えたのは気のせいだろうか

人間と再び→←真っ赤

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