サボりが生き甲斐ドクササコ短編集 2

お前を……2 ページ12

大いに盛り上がりながらも、流石にこれ以上スルーのも如何なものかという事で(つーか、ツッコミ入れとかないと草井さんと三黄丸さんの血管がブチ切れかねない)

A))何でﾀｿｶﾞﾚﾄﾞｷが？

雑渡))ウチも、は･な･み♡

A))……殺される前に言いますが私はこれに関しては何もしてませんからね？

後ろからの殺気がもっの……すっごくて困るよねぇ〜w
だからと言わんばかりにその殺気の源に事情を話せば盛大の舌打ちと共に金属系の何かが仕舞われる。
……危なかった(；・∀・)

陣内))……組頭が突然「ドクササコだけが花見するのはズルい！私達もしよう！」と言ってﾀｿｶﾞﾚﾄﾞｷ忍者総出で花見をさせられたんです。ヒック…

殺気が溢れんばかりの山本さん。雑渡さんに対しての殺気はいつもの事だからまぁそこら辺は気にしないのだけど…

A))小声)…山本さん何で酒飲みながら少し泣いてるの？

尊奈門))小声)やっとの事で貰った休みで家族と旅行に行こうと楽しみにしてたんだが…

白目))小声)雑渡さんの思いつきでおじゃんになったわけか…

若干の泣きに入りながらも酒を飲み続ける山本さんを雑渡さん以外の誰もが同情した。
「オカン頑張れ」と応援した。満場一致のホームランである。今度、白目と2人で上等の酒をプレゼントしよう。そうしよう。と決意を固める。

八味))そういや、ﾀｿｶﾞﾚﾄﾞｷにはもう1人居なかったか？

オカンの事で頭いっぱいだった我等だが、此処で八味さんの一言にもう1人の存在に気が付いた。
そう。高坂さんである。

A))あの人って…保健委員の光学迷彩並の存在感の数馬よりも薄かったっけ？

陣左))忍者としては一応、嬉しいが人間としては嬉しくない言葉をあ･り･が･と･なｺﾞｺﾞｺﾞ( ^言^ )ｺﾞｺﾞｺﾞ

わぁ〜い。後ろに(鬼が)居たぁ〜(*´∀｀*)

A))こんちわ〜

取り敢えず挨拶をしてみる

陣左))遺言はそれでいいか？

死亡フラグが物凄いw

A))嫌ですwてか、後ろの人達誰？

高坂さんの後ろの方に女性と何人かの子供が揃ってこちらを見ていた

陣内))��(ºωº｀*)お前等…何でここに…？

驚くような声をあげたのは先程からお酒をぐびぐび飲んでいた山本さん。余りに突然の事だったのか口から酒が漏れているが惚けたまま固まってる

陣左))此方は小頭の奥様とお子様達だ。組頭から頼まれて私がお連れした

私の質問に答えながらも高坂さんは山本さんの御家族を山本さんに再会させていた。…何この感動の場面…

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