【忍たま】えっ？仕事しろ？いいえ寧ろサボりが仕事です！！！

燃やすべきか廃品回収に来てもらうべきか…… ページ49

龍一side

龍一))可愛いなぁ〜

瞼を閉じて眠りに付いた姉さんを見て思わずにやけそうになるが(いや、実際にやけたのは兎も角として)自分を叱咤しながら彼女から取り上げた着物を上下に振ってみる。

ガラガラ…

何かが落ちて床にぶつかる音と共にズッシリと重かった着物が羽根のように軽くなるのを感じながら一息つける僕。
細田 A。…僕の可愛い嫁の悪い癖の一つだ。何でもかんでも懐に入れてはそれを武器にする。
昔、彼女を怒らせた時は、確か棍棒(釘付き)と斧が飛んで来たので死ぬ気で避けたのを覚えてる。
うん。アレシヌカトオモッタ(⌒-⌒; )

龍一))えっと…今回の中身はエ〇本が10冊…後で全部捨てよう。人参が5本に…これまさか人の目狙うようじゃないよね？石と尖った枝が数本は…枝はた焚き火用にして、石は自然に返すとして…良くこれだけ集めたもんだㅇㅁㅇ;;

通りで多いはずだよ！特にエ〇本邪魔！！
個人の持ち物でも僕いるからね？一応全部終わるまで我慢してんのに狼にな…この話は体に悪いので良そう(*´･ω･`)=3

A))ﾑﾆｬﾑﾆｬ...凄腕さん…白目ー(笑)

はぁーとため息を漏らしながら片付けていた時である。寝ている姉さんの口から忌々しい名前が出てきた。
凄腕忍者。本名は知らない。だけどドクササコ城きっての凄腕。1度奴には刃を通して殺そうとしたが失敗。姉さんの治療のお陰で命を繋ぎとめ、僕から姉さんを奪おうとする悪いヤツ。

龍一))…だけど此方としては有難い話ではある

またまた口の端から笑みが零れ落ちる。だって彼奴は僕の一番最初の計画を壊し、姉さんをドクササコ城へと就職させてしまったのだから。
やる事は最初の計画と変わらない。それは…

龍一))姉さんの親しい人間は僕だけで充分務まるのだから

思わず漏れた言葉に頷きながら姉さんの着物から出たガラクタを片付ける一手間でアレコレ作戦を決めて行く。
そうだ。部下達にも作戦を早く言わなくちゃ行けない。姉さんほどではないが少しばかり腕すぐりの忍者を洗脳して部下にした忍者隊がこの屋敷に50人程潜んでいる。

龍一))それからリストアップしとかないと…色々な所に喧嘩を売るわけだし

指折り数えてみる。うーん…取り敢えず大きく関わってそうなのは全部で4箇所。手練が多い所もあれば人数だけが多い所まで…まさに選り取りみどりな訳だが…潜入して貰っている所もあるからそこから混乱招けば別に良いよねw?
後は僕が直接手を下す奴らもリストアップしとかないとね…

尚、損傷した壁は白目に直させた模様→←ちょっとした洗脳…なのか…？

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