リボンを解いて (ページ16)

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#two ページ16

優斗side

浮「ねぇ、来たんでしょ！」

髙「まぁ、…」

猪「なんでそんなテンション下がってるの」

髙「別に、」

実を言うと、俺もれなが嫌いだ

Aの全てを奪い

自分しか考えられないその性格が嫌いだ

お菓子だって自分が作ったからAにはあげない

親だって、俺の兄弟だってもらうのに

浮「会いたい～！」

髙「だめ、」

どうしよう…

またAが傷ついたら

どうしよう…

Aが大切にしているHIBのみんなが

れなの方に行ったら

どうしよう…

Aがまた、笑顔に戻れなかったら

那「別に見なくてもいいんじゃね」

金「従兄妹の優斗くんがそんな顔してたら」

井「Aまで傷つくんだろ、」

作「Aのためだったら別に」

4人例外がいた

藤「なぁくん見たい！」

橋「なぁくん見るなら俺も」

浮「なんでみんなノリ気じゃないの？」

佐「那須！なんで？」

まぁ、俺がお茶を持って行くのと同時に

この四人がついて来る

髙「…妹、れなっていうんだ、れなのこと好きにならないでね」

『はーい！』

髙「可愛いって一言厳禁だから」

『はい！』

ドアを開けてAの部屋に入る

髙「A、ごめん」

『ヤッホー！』

Aは嘘の笑いをして

俺を含めた5人を部屋に置いた

俺らと撮った写真全部大切にしまってある

こんだけ大切なんだよ俺らは

気づけよ、

「ちょ、トイレ」

この場に居たくなかったのか

部屋を出た

俺もトイレと嘘をついてAが出た数分後に部屋を出た

「…www」

リビングに行くと楽しそうに残りのメンバーと会話をして居た

Aの表情はイキイキしている

那「あ、ゆーつくん」

髙「よ、！」

「れなは？」

髙「部屋…俺も嫌だったから」

二人でふふっと笑うと

部屋戻らないと怪しまれると言い部屋に戻った

俺はまだリビングにいた

井「なぁ、…なんでそんな嫌なの？」

髙「知らなくていい…」

那「ゆーつくん部屋行きます？俺も行きたい」

色々あってみんなで行くことに

「わ、……」

髙「Aごめん」

「いいよ」

時間が経ち親が迎えに来てれなが帰った

浮「……面白かった！」

藤「うん！」

「また呼ぶ？」

作「いや、それは『うん！』…はぁ、」

作ちゃんの言葉があの四人に阻止された