今日もオオカミくんはドSなようで。【Fischer's】

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外では、サッカーの練習試合でも行われてるらしくて、

キャーキャー騒がしかった。






あの！○○くんが練習試合だけど、出るそうなの！
って、女子の声が聞こえたから、多分それだろう。





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一番仲良い先生に、野沢、、お前最近授業中うるさいから補習な。

って言われて、



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いやいやいやいや！？！？私話しかけられてるだけなんだけど！！？！

おいおいおい？！何でそんなことになってんの？おん？？？

と思った。



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補習だぞ ☆ とか言う割にはプリントやって、終わったら見せてって

仲良いからってテキトーにあしらう教師。




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で、現在、

下でワー！キャー！カッコイイー！！！ってやってる中で、
私はひったすら帰るためにプリントを仕上げてるところだった。





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あんの、クソオトコめ、、
オメエはなんで呼ばれてないんだ？あん？？？

と心の底から憎んだ。


アーーー！ハラタツ！！！！！！
あんのくそオトコハラタツ！！！！！！





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気がつけば、外の歓声は消えてて、

どうにかこうにか、
プリントを終えて、職員室に提出しに行った。




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A「浅野先生居ますか〜？」



そしたら奥から、
オー！野沢！ちょっと待っててくれ 〜 ！


ってブンブン手を振ってきた。



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おんおん！！待ってる！なんて
そちらに視線を向けて手を振り返した時。





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シルク 「邪魔なんだけど。 」

振り向くと、

にっっくたらしい顔した、絹張くんが
たっていた。




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A 「 ああ！どうも、すいやせんっしたー！！ 」


キュッって廊下と上履きがすって鳴る。




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体育館の鍵、返しに来ました。 って

私には見せないような、礼儀正しい姿で職員室に 入っていく絹張くん。





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あんた私にそんなやっさし〜！声かけたことあんの？ないよな？？なあ？！



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と心の中で叫んだ。


キーーっ！とガン飛ばしたら、





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シルク「 お前女ならもっと

可愛らしい顔したら？」


と言い放たれ、私の横を通り過ぎていく。




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くっそ！くっそ！くっそ！！！

クソオトコの分際でなんなの？！





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可愛らしくなくてすいませんネ！！！


ってあっかんべーをして



背を向けて廊下を歩く絹張くんに言った。

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