今日もオオカミくんはドSなようで。【Fischer's】

STORY 11 ページ11

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シルク「 いやーーマジ助かったわ〜 」


A「 ・・・ 」



今この状況を落ち着いて説明しろと言われても
無理があるくらい私はコイツにイラついてる。



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A「あのさぁ！！！！」



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シルク「 お前がいた事によって、めんどくせー女の波から逃れられるわ、

部活サボれる口実作れるわ。あー助かったわ〜〜」






A「 はーーあ？？？むっかつくわあ！私の話聞いてっか？なあ？！？！ 」





何となくで入ったファミレスでこいつが頼んだアイスミルクティーを

ズズズッと一気に飲んだコイツは


ビシィっと私に向かって指を指して


「お前を犠牲にすることなんぞなんの抵抗もない」


と言った。

これほどまでに最低な事を言ってる奴は

この世界でこいつ以外にいるだろうか？



いねーーーな！いねえわ！！！

こいつとんだクソ男だわ！！！！



少しでもこいつにときめいた私が馬鹿だったわ！！



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A「 助かったんなら、A有難うお前がいて助かったわ♡ くらいのお礼いえよ 」


シルク「 はあ？お前にそんな有難い言葉いうわけ、、イデデデデ！！！頬地味に摘むな痛えよおい！！！！」



A「 あん？なんつった？もういっぺん言ってみろ？？？」




シルク「 あ？だから、お前にそんなに有難い言葉を言うわけねえ、、痛い痛い痛い…！！わかったから離せ！！」



A「 へえ〜 そういうこと平気な顔して言えるんだなあ？

お前は助かったとしてもなあ、こっちはとんだ迷惑なんだよわかってんのかあ？あん？？？」



シルク「 ごめんって！なあ！！いてえよ！！！」



これでもかってくらいの力で
思い切り頬を摘んだままストンと腕を振り落として離した。

A「 とにかく、今後一切私に絡んでくるな！」


シルク「 無理 」


A「 はー？？？なんでだよ、好きな女の子くらい作れよ！！」



私がドンっと机を叩いたら

はあ。とため息をつかれた。


シルク「 お前が好きつってんじゃん 」


A「 その言葉どの口が言ってんの？

アンタのその行動からはまっっっったくもって信用出来ないからな！！！！わかってんの？？？

好きなら好きなりのさ行動があるでしょうよ？？」



シルク「 はいはいわかったわかった。好きだよ付き合おう 」


A「 なあに？その棒読みは？

絶ッ対御免だわ！！願い下げだわ！！！」



シルク「 行動に移したじゃんよ。」


A「 日頃の行いが悪いからそうなるんだよアホ 」

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