元木湧 ページ13
*
*
"恋愛"って本当にめんどくさい。
｢私、××君の事好きって
知ってた癖に何でAなのよ！！｣
当時友人だった好きな人が私の事が好きで
それで関係が悪化して更には私の事が好きな人は
人気者で女子からの虐めにも繋がった。
｢本当…女子っていう生き物はクソだ｣
トイレの個室に閉じ込められて上からバケツに
入った冷たい水が降り注ぎ見事にずぶ濡れに
なった私は誰もいない空間でポツリと呟いて
ドアを思いっきし蹴りあげた。
｢…泣いたって誰にも助けに来ない｣
泣いたって誰かがやってくれる訳じゃない…
閉じ込められる前に女子から無惨にハサミで
長かった髪の毛を切られた姿を鏡の前に立ち
ボロボロになった私を見つめた。
｢もう誰も作らない｣
友達も…好きな人も…例え"大切な人"が…
｢できるはずもないか｣
こうして地獄だった中学時代を耐えて
耐えて耐えまくって終わりを告げた−･･･
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｢Aさん好きです！付き合って下さい！｣
｢ごめんなさい｣
｢Aさん好きです！｣
｢ごめんなさい｣
そして中学時代の人達が会わない
高校を選び入学した私は友達も作らず
1人で過ごしていた。
｢Aさんっていつも1人だよね｣
｢クールでしかも"美人"…
まさにクールビューティーって｣
この事だよね〜とクラスの女子が
騒いでいる中で私は1人で読書していた。
続く
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ふぅ - 安嶋ｸﾝのと織山ｸﾝのつってください!!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年8月12日 23時) (
レス) id: 87010052ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mei | 作成日時：2020年8月6日 16時
