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｢ひ、檜山…くん？｣
｢俺の事…嫌い？｣
｢え｣
ようやく檜山くんが口に出した言葉は
嫌い？っていう言葉だった。
｢嫌いじゃないよ！｣
嫌いになる訳ない。好きに決まってるじゃん…
だけど杏子ちゃんが檜山くんの事が好きだから
私は諦めるせざるおえないんだ。
｢じゃあ…なんで俺の事避けるの？｣
｢そ、それは…色々あって…｣
絶対に口裂けても空気読んで2人きりに
させていたなんて言えない…だから
これぐらい濁すしかなかった。
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｢それって…深山さんが俺の事が好きだからとか？｣
｢え…｣
何でそれを知ってるの…
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作者名：Mei | 作成日時：2020年1月30日 23時
