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｢キャー！皇輝くーん！｣
｢…こうきくん｣
この男の子はこうきくんって言うんだね！
名前を覚えた私は団扇を持ちながら
ペンライトを振っていると…
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｢あ｣
こうきくんが私をジッーと見つめられ
恥ずかしくなってしまい団扇で顔を隠すと
頭から温かい温もりを感じた。
｢キャァァァァ！｣
｢え｣
さっきよりかなりな大きな悲鳴が聞こえた為
慌てて隠してた団扇を外すとこうきくんが
私に向かって手のひらを出してきて
私は手を開きその手の平に向かってタッチをした。
｢あ…！｣
タッチした瞬間…ふんわりとニコリと微笑んだ
あなたの姿に私はこの日叶わない恋に落ちました。
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作者名：Mei | 作成日時：2020年1月30日 23時
