シスコンな兄とツンデレな妹とその仲間達part2【浦島坂田船】

46「帰宅」 ページ10

彼らにイライラしながら、お茶を飲んでいれば、

志｢うわっ、ふわふわや！｣

坂｢ん〜、うま〜！｣

なんて声が聞こえて振り返ると、楽しそうに話しながら美味しいと言う2人。


(…ほんと憎めない人らや)


2人の笑顔を見れば、イライラもすっかり収まってしまって、お腹が空いてきた。

(私も食べよっと)

とリビングへ行く。


『どう？』

志坂｢｢うまい！｣｣

『そっか。ならよかった』



,



志｢じゃあ、そろそろ帰るわ。ごちそうさま｣

坂｢あ、俺も帰る〜！みっちゃんごちそうさまでした！｣

『うん。またね〜』

ちゃっかりプリンまで食べていった2人は、明日仕事だとかで早々に帰っていった。


2人を見送って、部屋に戻ろうとしたら、お兄ちゃんが見えた。

(！？お兄ちゃん！？)

慌てて時計を見れば、確かにお兄ちゃんが帰ってくる時間で…


セ｢A？何してんの？｣

そう言われて急いでドアを閉めた。


バタンッ

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